2018年5月13日日曜日

追い求めるのもほどほどに

そこまで嵌らなくてもと笑えるが本人にとっては深刻な話を聞いた、ネット上の知人なのだがエッチをしても以前のように盛り上がらずピークに達するのも遅く、その時を迎えてもパッとしないのだと言う悩みだ。

聞いていてすぐに年齢のせいかと思ったのだが、本人によると刺激の強いオナニーを楽しんでいるうちに普通のエッチでは物足りなくなって盛り上がらないのだとのこと。

では、その刺激の強いオナニーとは何だと訊けばバイブを使ったものらしい、あの振動でいきそうでいかないギリギリの感覚と、それを越えた瞬間の絶頂感に嵌っていたのだが、気付くとそれ以外の方法では楽しめないようになっていたそうで、誰かとエッチをする時に中折れでもしないかと気になって仕方がないらしい。

そんなものしばらくバイブもろともオナニーを止めていれば元に戻るのではないかと言ったら「どれくらい?」と禁欲の期間を訊かれた、いや、私には分からないのだ、バイブでエッチの感覚が麻痺したことないのだ。

そもそもバイブを使ったことはない。

まあでもより強い刺激に慣れてしまうと以前の刺激では物足りなくなってしまうのはなんとなく分かる気がする、酒と同じようなものか、最初は少量で酔ってしまっていても度々飲むようになると段々と強くなって大酒飲みになってしまうようなものだと思う。

仕事だってそうだ、最初は不慣れでたいした仕事はできなくとも、慣れてきて全体の流れが掴めるようになると仕事が面白くなってついつい夜遅くまでやってしまうとことはあるものだ・・・と、書けるのは経験済みだからではあるけれど。

仕事も酒も、そしてオナニーも、上の上を追求するのは悪いこととは思わないが、何事にもほどほどにということである。