2018年5月7日月曜日

吸い込み危険

「なんだか息苦しい、大丈夫だろうか?」と姉から電話がかかってきた、私はとうに仕事を始めていたのでスマホには気づかなかったので仕事場の電話にかけてきたのだ、姉は普段から仕事中に電話などしない、仕事の邪魔になるだろうと思っているのだ、それなのに電話をかけてくるとはただごとではない。

息苦しいとは何だ、いつからなのかと訊けば朝の7時頃に玄関を出たあたりで撥水力の落ちた傘に防水スプレーを噴き掛けていたのだが、安定しない風向きに度々自分のほうへ流れてきてうっかり吸い込んでしまったというではないか。

おおごとになるかもしれないのですぐに病院で診てもらえと福岡県救急医療情報センターの番号を伝えた。

結局、タクシーで救急指定の病院へ行き診てもらったそうだ、幸いにも体調はほどなく回復し息苦しさも消えたので特に処置もなく無事だったのでよかった、場合によっては呼吸困難で入院というケースもあるのだ。

防水スプレーを屋外で使うにしろ風向きには充分注意したいところ、特に大気の状態が不安定な時は今朝のように風向きもコロコロと変わる、風向きをうかがいながら噴霧するなど防水スプレーの使い方には注意と工夫が必要だと思う。

私は息を止めて噴霧し、その場から少し離れて呼吸再開という具合に吸い込まぬよう気をつけている、あれだけ雨を弾く性能を持っているのだから肺に入れば仇となって体調不良を起こすのは想像に難くない。

これから本格的な雨のシーズンとなる、奄美地方は昨年より6日早く今日梅雨入りをしたらしい、福岡の梅雨入りも近い。

防水スプレーを使う予定があるのならどうかご用心を。>皆様