休前日の今日は午後8時頃から久々の食事会、とは言っても週末ではないので参加者は毎週水曜日が休みな飲み屋の店子と不定休の私という2人だけ。
場所は元実家近くの焼き鳥屋だ、平日なので客もそれほど多くなくゆったりと飲み食いできてよかった、客は圧倒的に男性客ばかりで仕事を終えたスーツ姿のサラリーマンの姿が目立っていた。
そこで過ごしたのは1時間半ほどだろうか、私はさほど飲まないので食うほうで腹が膨れた、友人は最初に冷えたビールを勢いで2杯ほど飲んでしまったので少し酔ったらしい、焼き鳥屋を出てドトールで再びゆったりし、中洲川端駅からお互い地下鉄に乗って西と東へ別れて帰ってきた。
自宅の最寄り駅で降りた私が街灯の明るい通りを歩いていると後ろからパッカー車がやって来て私を追い越して行った、そしてその後をパンパンに膨れた家庭用ごみ袋を左手に提げた女性が小走りで追って行った、ごみの持ち出し時間に遅れたのだろう。
パッカー車は私の前方50mほどの場所で回収作業をしていた、パッカー車がごみをプレスする音が騒々しい、例の女性があと20mほどで追いこうかという所でパッカー車は更に前方へと移動してしまった、女性は追いつけなかったが諦めず次の回収地点で停車するのを狙ってか引き続き小走りで追って行った。
サンダルではなくもっと走りやすい靴を履くか、小走りではなく普通に走ればいいのにと思いはしたけれど。
私はそこで左折をしたのでその後はどうなったかは分からない。
福岡市は夜間にごみの回収を行っているが、午後10時くらいにパッカー車が来る場所と翌明け方の3時過ぎにやって来るところもある、パッカー車のルートの最初か終わりかの違いなのだろうけれど、早い時間にやって来る場所ではついうっかり持ち出すのを忘れてしまうこともある。
冬なら「まあ、次回にでも」とまとめて出せるが、この陽気になるとごみも腐ってしまう、なのでギリギリで間に合いそうならば今夜の女性のように少し追ってでも出してしまいたくもなる。
そういう私も過去に何度か持ち出すのを忘れてしまったことがある、当時はまだ車の運転をしていたのでわざわざ東区蒲田の処理施設に持ち込んだのだった、事前の申し込みが必要など結構面倒だったので以後利用しなくて済むようにごみは忘れずに持ち出し日に出してしまうようにしようと思ったものだ。
ところで、夜間にごみの回収をする地域というのはそれほど多くないようで、他県からやって来た人たちの中にはうっかり朝から持ち出し場に出してしまうこともある、ほら、カラスに袋を荒らされてバラバラに散らかっていたりするのがそれだ。
福岡市のごみ回収は夜間である、持ち出し時間も宵の内から、そして福岡市指定のごみ袋を使うようになっている。