2018年5月16日水曜日

束の間のうたた寝で見た長い夢

私が見るテレビのニュースといえばNHKのローカルニュースだ、それをごろ寝で見るか、見ながらの晩メシというのが日課になっている。

今日はごろ寝のほうで晩めしはその後からにした。

ただ、たまにごろ寝がうたた寝に変わってしまうことがある、それはちょうど今日のような暑い日に多い、慣れぬ暑さで体が疲れてしまうからだと思っている。

夕方のNHKのニュースでは日本気象協会の吉竹顕彰氏による詳しい気象情報が入ってくる、福岡の天気キャスターといえばこの人だと思っている、全国区では森田氏や南氏なのだろうが、私はこの人をNHKの夕方のニュースに登場した30年ほど前からずっと見ているが、その落ち着いた口調と分かりやすい解説が好きなのだ。

さて、今日もそんな気象情報を楽しみにしていたのだが、うたた寝で途中のニュース部分をパスしてしまった、時間にすればたかだか10分ほどで、6時半過ぎまでは覚えているのだが、そこからの10分間というもの私は夢の世界にいたのだ。

見知らぬ女がこれまた見知らぬ食品工場で新人に意地悪をしているという謎な夢、「これどうすればいいんですか?」と先輩の女性パートに訊くのだが、「好きにすればいいじゃない」などと仕事を教えてくれないのだ、そう言われて困りながらも本当に好きなように作業をしていると「何してるの!」などと叱りつける有り様、登場人物は見知らぬ人ばかりで、そんな工場も知らないのだが、まあ、そんな夢であった。

午後3時ころから定時である5時までの様子だったが、眠っていたうたた寝の時間は10分ほどなのに、夢の中の話はたっぷり2時間が経っていたのである、かといって12倍速再生のようなこともなく、ただ淡々と普段の生活や話速と同じレベルで話は進んだのである。

このあたりいったいどうなっているのだろう、眠っている間の脳は普段とは違う高クロックで動いているかのようではないか、なんとも不思議である。

そんなこんなで吉竹顕彰氏の気象情報には間に合った、明日は雲も多めながら真夏日になるらしい、そして明後日は雨というではないか、気温も湿度も高くて鬱陶しいことだろう、やれやれである。