2018年5月5日土曜日

そこで粉石けんの出番

普段それほどテレビを見ない私ではあるが、パラパラとチャンネルを切り替えている間に各局の画面を目にすることはよくあることで、そんな途中に見た某メーカーの洗濯洗剤のCMは半年間タンスにしまっておいたTシャツの汚れにスポットを当てたものだった。

思い当たる人も多いのではないだろうか、洗ったすぐはきれいに見えても、半年経ってタンスから出してみると首回りや袖、脇が黄ばんでいて酸化した皮脂の匂いも漂っていたりで驚いたという経験だ。

そういった事例は間違いなく女性よりも皮脂の多い男性に多い。

CMではクレンジングという言葉を使って製品の優れた洗浄力を表現していた、きっとこういったものも日々進化していて汚れ落ちという点に関しては昔のものとは比べ物にならないレベルになっているのだろうと思う。

さて、そんな手軽に使えてしっかりと洗える最新の液体洗濯洗剤のメリットはひとまず別にして、頑固な皮脂汚れには昔ながらの粉石けんで洗うという選択肢もあるのだ、これは私のブログでは長いか短いかの違いはあれど度々登場している話題ではある、例えばほぼ3年前のこれだとか(2015年4月29日のブログ)。

その汚れ落ちの良さについてはその時のブログを読んでもらうとして、半年経ったTシャツでがっかりしない方法として粉石けんで洗うというのは大変効果的だと思う、もちろん落とせぬ汚れもあるのだが、一般的な合成洗濯洗剤では無理な汚れも落としきってしまう洗浄力はやはり素晴らしい。

特に、セスキ炭酸ナトリウムや過炭酸ナトリウムといったものをごく少量足したぬるま湯で洗った時の洗浄力は一層高いのだ。

衣替えのシーズン、家庭で洗えるものはしっかりと洗いできるだけ汚れを残さない状態でタンスにしまいたいとことである。

ちなみに、私がお薦めするのは入手しやすく洗浄力も高いミヨシ油脂の粉石けん、少々高いし使い方にちょっとしたコツも必要だがそれだけの価値はあるのだ、頑固な皮脂汚れでお悩みの貴兄、最後の手段と言うのは大袈裟かもしれぬが効果的な選択肢のひとつとしてどうぞ。>皆様