明日は仕事だというのに日も暮れたうちから飲みに出た、先週誘ってくれた友人と共通の知り合いでもある遠来の客との席だった。
私は日頃からほとんど酒は飲まない、せいぜい居酒屋でシュワッと軽いハイボールを2杯くらいか、他は暑い時期の冷えたビールは最初の1杯を旨いと感じて一気に飲むことはあっても2杯目は求めない、たまに気まぐれで日本酒を冷やで飲むことはあるが大抵は途中で眠ってしまう。
甘味のある梅酒はいつだって好物だが。
つまりは、ただ単に甘い飲み物が好きなだけだ、酒そのものではない。
そんな私が昨晩の1杯目はやはりハイボール、そして2杯目もやっぱりハイボール、だが、なんだか2杯目の途中でふんわりと酒が回ってきてしまった、ふわりと寄って気分は良かった。
酒が弱くなったなと思う、元々酒で鍛えた肝臓というわけでなく、そこへ年齢も加わって一層弱くなったのだ、なんだか酒を酔わずに楽しめる上限が以前よりも低くなって、たいした量でなくともそこに達してしまう=酔いが回るという感じなのだ。
とはいえ酒の席は苦手ではない、話は弾むし料理も楽しめる、酒場の雰囲気も好きだ。
選んだ店は中央区内の某店、入る時とは大違いで店を出るといつの間にか風の吹き荒れる体感温度の低い夜更けになっていた、空は快晴ではないものの星だって見えているし、昼間の雨の名残で足元がところどころ濡れているところもあったものの、朝の南寄りな風も北寄りへと変化し天気が急速に回復しているのを実感した。
明日は晴れて風も乾くだろう、大型連休も後半である、晴れる所も、雨の所も、休日ならばゆっくりと体を休め、そして楽しんで貰えたらと思う、くれぐれも出掛けた先でケガなどせぬように。>皆様