2018年5月23日水曜日

効能よりも注意情報を

とあるサラリーマンのブログを過去に遡りながら目を通していたら薬の個人輸入についての投稿が続いていた、その人は血圧が高くて病院で降圧剤を処方してもらっているのだが毎日飲むもので2ヶ月分ずつの処方はかなりの金額になるので安い海外のジェネリックを個人輸入で手に入れようかどうしようかで迷っているのだった。

迷った結果についての報告がないので今はどうしているのかは分からない。

気になったのは自分が処方してもらっているのと同じ成分の薬もあるのだが、それ以外にもっとよく効きそうなものもたくさんあるのでそちらにしようかと考えている点だ。

効能を見ると確かに新しい薬のせいもあっていろいろと改良されているらしい、私も調べてみたが確かに効果は高そうだ、だが、飲み合わせと副作用情報が多いのだ、効能にばかり目が行って飲み合わせや副作用への注意がおろそかになるのはよくない。

私は効能も大事だが、まず各注意情報をよく読み理解した上で効能を吟味するほうが安全だと思う。

飲み合わせも心配だ、そのブログ主は高血圧だけではないかもしれない、例えば他に尿酸値やコレステロールの異常で他の薬も飲んでいる可能性だってある、薬の種類が増えれば増えるほど飲み合わせの問題は大きくなる。

また、薬を長期服用の場合は定期的に肝機能や腎機能の検査を受けなくてはならない、薬のせいで体がおかしくなってしまうことがあり、定期的な検査はそれを発見するためのものである、病院で診察の上で薬を処方してもらうのでは医師の判断で随時検査は行われるので安心だが、個人輸入で薬をかって服用しているのであれば全て自己責任になるのだ、そういう意味では危険かもしれない。

まあ、少々高くついても個人輸入に頼ることなく医師の指導下で治療するのが安全であるのは言うまでもないこと、個人輸入は選択肢のひとつだが、私だったら間違いなく病院での治療を続けると思う。