2018年2月10日土曜日

キャリアメールよりもGmail

夕方に「メアド新しくなりました、登録よろしく」と1通のメールが届いた、携帯キャリアからのメールである、だが、@マークより前のユーザー名が今までの誰かだと思い当たるようなものではなく、メール本文に送信者の情報が書かれていないので誰のメールアドレスが更新されたのかが分からない、なので「どちら様ですかね、お名前をよろしくお願いします。」と訊けば「あ、そうだった、○○です」と返事が戻ってきた、よくあるうっかりミスである。

それはそうと確か2年半ほど前にも別の携帯キャリアからユーザー名含めて丸ごと新しくなったのではなかったか、MNPでキャリア間を転々としているのだと思う。

そこで、次のMNPはまだまだ先であろうが、いっそのことどの携帯キャリアに移っても問題ないように普段の連絡用アカウントとしてGmailを教えてくれと言うと滅多に使わないから使い方がよくわからないと言う、時々Googleからお知らせメールのようなものが届くがスルーしてばかりらしい。

いや、使い方もなにもメールを書いて送信すればその通り届くのだ、使い方の上ではキャリアメールと大差ない。

セキュリティ面でもパスワードを大文字・小文字の英字、数字、記号を組み合わて長いものにすれば安全だし、2段階認証を取り入れればなお安全であろう、メールのデータは暗号化されるし日頃の連絡用として使うには全く問題はないと思う、なにより、その友人はAndroidスマホを使っているのでGoogleアカウントは必須なはず、折角無料で使える高機能なGmailを放っておくのは勿体無い。

なにより、携帯キャリアを変える度にメールアドレス変更のお知らせをしなくても済むではないか、「Gmailだって変更したら知らせなくてはならないではないか」と思う人もいるだろうが、Gmailは変更できないのだ、使っているメールアカウントが嫌になったり何らかの理由で使い続けるのが無理な場合はGmailサービスだけを削除するかアカウントごと削除しなくてはならない、前者は再び使えるようにサービスを復活させることが可能だか、後者は削除後一定期間を超えた場合は復活できない、なので一旦取得したGmailはそのままずっと使い続けることになる。

何か起きる度にころころとメールアドレスが変わるのにもメリットはあるだろうが、折角の世界に1つだけのメールアカウントなのでGmailのようにアカウント削除しない限り不変のままずっと使い続けるのもよいものだと思う。

結局私はその友人からGmailを聞き出した、試しにテスト送信するとすぐさま返信が届いた、何度かメールでやりとりを続けた最後の1通には「なーんだ、○○(携帯キャリアメール)と変わんない」と書いてあった。

ほら、そうだろう、あとはアカウント削除することなく使い続けてくれればいいなと思う。