2018年2月8日木曜日

そして今度は集団感染

いよいよ2018年冬季オリンピックの開会式が明日に迫ってきた、NHKなどは盛んにその話題を取り上げてはいるようだが空騒ぎのような印象は消えない、私は盛り上がっていないと感じている。

お粗末な話が多いせいかもしれない、宿泊費や食事代、タクシーの運賃までのボッタクリの話や吹きさらしな屋根なしのオープン会場といい地の利の悪さといい、厳冬下で温水の出ないシャワーや料金は一流なのに実物は残念極まる食事、北朝鮮選手との合同チームなどどれもパッとしないのだ。

しかも、ここへきてノロウイルスの集団感染の話が出てきた、不衛生なのは水か食料か、開会式前日でこの状態なのだ、感染経路も特定できないのであれば効果的な対策の立てようがないではないか、各国は手塩にかけた大事な選手を派遣するのだ、万が一のことがあったらどうするのだろう、一応は対策本部を設けていろいろとやっているようだが穴が多くてこれまたパッとしないのだ。

感染力の強いノロウイルスを封じきれるのだろうか、私は不安でしかたがない。

症状を訴えているのは1000人を超えているらしい、もしそれらの人がノロウイルスの感染によるものであるとするならピョンチャンでのノロウイルス感染のエンデミックかエピデミックとなるだろう、一部の人はパンデミックだと言ってはいるが、そこまで広い地域で流行し相当数の患者が出ているわけではない。

選手たちは飲み水から食事まで自分の国から用意したものだけを摂って欲しいなと思う、これはノロウイルス対策だけではない、悪意を持った何者かが禁止薬物を混入させたりしないかと気が気ではないのだ、万が一そんなことをされでもすればオリンピック競技はおろかそれ以降の人生をも大きく狂わせてしまう事態になりかねない。

これが杞憂で終わればそれで良い。

まあ、いろいろと注意しなくてはならないのが選手たちだけではない、応援をしに行く観光客や仕事で行かねばならぬ人たちもまた同じであろう。

実のところオリンピック終了後も気になるところ、何か有事が起きはしないかと心配なのである、とりあえずは期間中無事でありますように。