2018年2月15日木曜日

思いついてはみたものの

PHSが停波を迎えるその日までユーザーであり続けると宣言していた友人(2017年12月3日のブログ)と夕方にスタバでのんびり過ごした、話題はPHSの話が多かったがお互い好きな内容なので飽きることなくあれこれ話をした。

友人が「そういえば新規も機種変も3月末で終了だよね」とすぐそこに迫っているY!mobileのスケジュールについてポツリと言った、そうだ、停波でサービス終了ではないが新規加入などはもう間もなく終わってしまう。

友人は「嫌だなぁ」とまたもポツリ、機種変更したくても新しい機種すら登場しないのであればそう呟きたくなるのも仕方ないだろう。

そこでふと思いついた、楽天が携帯事業に参入するというのなら(2017年12月17日のブログ)、今から基地局建設やインフラ整備に屋台骨を折りかねないほどの大金を投じるよりも、Y!mobile=ソフトバンクからPHS事業を買ってはどうなのだと思ってしまう、まあ、そう思ったのはそのほうが随分と安上がりなのではという単純な考えからではあるが。

それでも基地局を維持するのに相当金はかかるし、第一利用者が増えなくてはビジネスに結びつかない、既存のテレメーターや病院内や工場内で使っている人はそれなりにいても、新規だと5G通信も迫っている中で今時PHSでは客が集まらないだろうし、それに、端末を作ってくれるメーカーが見つかるかどうか難しいところであろう、なにより端末そのものよりも中のチップなどを製造するメーカーだってどうなのかはか分からない。

なので思いついただけですぐに無理な案であることには気付いたが、ではPHSではなくDECTではどうだという考えも浮かぶ、いやいや、DECTがPHSより圧倒的に優れているわけでなく、細かい点で比較するとやっぱりPHSのほうがいいなと思えるのだ。

ああ、やっぱり無理な案だというところに行く着いてしまう。

そういえば楽天グループの楽天コミュニケーションズ株式会社から法人限定でPHSサービス「FUSION IP-Phone PHS プラン」を続けていたが、これもY!mobile本体の新規や機種変更の受付終了に先立って受け付け終了のようだ。

折角の日本初の技術であるPHSはまさに風前の灯火、返す返すも残念なことである。