前半最終話である8話目でウォーカー(ゾンビ)に噛まれてしまった主要登場人物の1人であるリックの息子がどうなるのかは頭の中で分かってはいるが顛末を知りたいし、この数年に渡る長いドラマが向かうこれからの展開も気になる。
だが、正直なことを言うと登場キャラクタに魅力的な人があまりいないのだ、稚拙な脚本のせいでドラマそのものがあまり面白くない上に新たな登場人物に惹かれる点が見当たらないでいる。
しかも、私が好きだったキャラクタはシーズン6の最終話でニーガンに頭を叩き割られて死んでしまった、それが明らかになったのはシーズン7の1話目であるが(2016年10月24日のブログ)。
劇中での名は「エイブラハム・フォード」、とりたててマッチョでもなくハンサムでもない、だが、義理堅く男気のある役だった、このドラマの熱心なファンの中には同時にニーガンに殺されたグレンを悼む声のほうが大きかったが、私にはこのエイブラハムのほうがショックだった。
ぴったりの役者による、いい役どころだったので、もう少し先のシーズンまで登場してくれていたらと思うがたぶん原作か、ドラマオリジナルの部分の都合で終了ということだったのだろう、ドラマに登場しなくなって随分と経つのだがやっぱり惜しい。
演じる役者は「マイケル・カドリッツ」、私はこの人を最初に見たのはやはりアメリカドラマの「バンド・オブ・ブラザーズ」の中のブルという役どころだった、調べてみるとそれより以前のテレビドラマ「コーキーと共に」や「NYPD BLUE」にも出演していたとなっているし私も全話見ていたのだがどの回で登場したのか全く記憶にない。
近々始まるというアメリカABCテレビのコメディドラマ「The Trustee」に登場するという、血飛沫と泥と汗で汚れていない笑顔のエイブラハム・・・ではなくマイケル・カドリッツを是非見てみたいものである。