なんと、NHKの経営委員会は「インターネットでの番組配信には何らかの受信料をいただかないといけない」という考えだそうだ、Twitterのトレンドから拾ったキーワードでの皆の呟きで知った。
1年近く前にも書いたことなのだが(2015年9月23日のブログ)、NHKの受信料は高すぎる、生活保護世帯や一部の障害者世帯が世帯主の場合、そして福祉施設入所者は全額免除され、他の重度の障害者や戦傷病者が世帯主という場合は半額免除、そうでない世帯は収入や年代に関係なく一律だ、高給取りだろうが年金生活者だろうが同じ額のようだ。
この、なんとしてもガツガツ毟り取るという感じは全く以って嫌である、障害者なら一律全額免除で良いではないか、重度の障害者でさえ半額免除に留まっている現状には正直驚く、それに、年金生活者の生活は決して楽ではない、少ない年金額から受信料を払うのは正直きついはずである、年金受給者も全額免除が妥当だと思う。
そもそも受信料の使われ方がはっきりしない点が面白くない、一部社員は相当な高給取りだという話だし、新しいビルを建てたがっていて社屋にかける費用も莫大らしい、決して楽ではない生活の中から捻出した受信料がそういう部分に消えて行くのは納得できない。
NHKは肥大しすぎたと思う、本当にこれほどの規模が必要なのかは疑わしい、公共放送としての質も既に怪しく、特にニュースは報道しない権利という公共性とはかけ離れた己の都合だけで放送内容を脚色する偏向報道そのもの。
そんなところに受信料を払うなど気が進まないどころの話ではない。
そこへ今日のTwitterのトレンドから辿ったネットでの番組配信と受信料についての発言だ、・・・そもそもネットでの番組配信とは何を指しているのか、NHKオンデマンドのことか? だが、それは既に月額か視聴の度かの課金制になっているはずだが、まさかそれに加えて別にネットでの受信料を上乗せするということなのか、はて。
しかも、「今後、英国やドイツなど欧州の事例も参考にしながら検討を進めていく」などと言ったのか、今は各事例の中から課金に向けて都合の良さそうな部分だけを探しているのだろう。
ああ、これでは嫌われる一方だ。
中立なニュース報道、気象情報、災害時や政府からの緊急放送などに限ってスクランブル無しの月額500円、派手なセットも豪華な主演者も要らない、単に伝えるだけならこれで充分だろう。
他のバラエティやドラマは希望者だけが視聴可能な追加料金制のスクランブル放送、放送する側が全てを押し付けるのではなく、視聴する側の取捨選択の権利を認めるべきだと思う。
まあ、そんなことしたら受信料は500円コースの世帯だらけになって高給取りな一部社員は困るので実現しないとは思うけれど。