明らかに私はテレビを見る時間が少なくなっている、昔だったらニュースに映画、ドラマに少しだけのバラエティー、ドキュメンタリーとジャンルを問わず満遍なく見ていたし録画も多かった。
だが、今はというと、BS放送の映画と夕方の地元のニュース、そしてNHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」程度になってしまった。
バラエティーはどれも似通ったものばかりで内容も好みに合わないので全く見ないし、映画もネットの動画配信で観る機会が増えたので以前ほどでもない、ドラマは完全に動画配信に移ってしまった。
日々内容が新しいニュースはというと、全国ニュースの「報道しない自由」などという権利を振りかざした態度に嫌気が差して見なくなった、最近では韓国の韓進海運が破綻(おおごと!)や、爆発事故でリコール騒動となっているサムスン電子の新タブレットの話題などの他国では普通に報道されている件にほとんど触れらていないのは全く以って気味が悪い。
なぜだか隣の国のマイナスなニュースについてはあまり(ほとんど)報道されない。
そこで、私は主に隣国との関わりについてはネットで手に入れるようになった、ただし、国内の新聞社を覗いても意味がない、テレビのそれと同じだからである、もっぱらBBCやABC、CNNといった海外サイトを単語の意味を調べながら読んでいる。
それだけでは情報が足りない時もあるのだが、驚くなかれネット民の凄さよ、Twitterにしろ掲示版にしろ、誰かがどこからか埋もれているようなソースを引っ張り出してきてネット上で公開してくれることがままある、報道で見えている表の部分よりも深い部分が露わになるのだ、凄い時代だと思う。
いくらテレビで偏向報道やミスリード狙いな内容を放送したとしても、今の時代ならばネットで覆される事も少なくないのではないだろうか、ネット民は細かい点をあちこちから突いてくる。
ネットの情報が全て正しいとは思わない、そこに流れる情報を見極めるのは大切であろう、誤った情報を鵜呑みにするリスクは確かにある、それでも、国内メディアがうやむやにしがちな情報はネットから得たほうが理解しやすいと思う。
今使っているテレビが壊れた時はNHKの受信料の支払いを停止し、もう買い替えないかもしれない、災害時の情報はネットとラジオに頼ることにする。