Whatsappの無料通話で遠くの友人と長話をした、相手は雨の休日で、私は仕事から帰宅後の夕方だ、特に急ぐ用があるわけではない、たまにはのんびり無駄話というわけだ。
最近のテレビ(番組)はどれも面白くないと友人が言った流れでドラマから映画、ニュースとテレビ放送のあれこれに話が飛んだが、「そういえばそろそろ朝ドラ(NHKの『とと姉ちゃん』)が終わってしまう」と言うので「あれ面白いのか?」と全く観ていない私が訊くと「そうでもないけど、観始めたら日課になって」と答えた。
私はそのドラマの物語を知らないので友人は説明してくれた「ざっくり言うと、子供の頃に父親が死んでしまった3人姉妹の長女が苦労しながら大人になって今ハッピーエンドで〆にかかってるとこ」。
ざっくりし過ぎてさっぱりわからないが、まあ、朝ドラなのでハッピーエンドで終わるという点には同意した、だが、友人はそろそろ朝ドラにも違う展開が欲しいと物足りなさを口にする。
それならば私もまだ朝ドラを観ていた頃の「純と愛」がそうだったのではないのかと訊けば、あれは大きく外して失敗しただけだったのでもっと予想もしないような展開があると刺激になるのではと言う、はて、それはどんなものなのだ?
友人が思い描く予想もしない展開とは最終回のラストで皆がBGMを背景に幸せそうな笑顔で終わる寸前で庭の隅からゾンビが這い出てきて噛まれて死亡・・・そんな感じらしい。
ああ、それは私もハマったアメリカドラマの「ウォーキング・デッド」に任せておけば良い、NHKの朝の番組では到底無理だ。
そうか、調べてみると「とと姉ちゃん」は9月24日に終わるのか、次は「べっぴんさん」というタイトルのものらしい。
友人の「観始めると日課になって」という言葉はよく理解できる、私もそう感じたことは多い、なので許容範囲内で「なんだこれは」と思うような展開だったりしても最終回だと妙に寂しくなってしまったりするものだ。
さて、久しぶりに観てみようかと思っている次の「べっぴんさん」、私の日課として根付くだろうか。
(追記:2016年9月25日)
「とと姉ちゃん」の放送終了日は9月24日かと思っていたらもう1週残っていたようだ、正しくは10月1日となっている。