2016年8月5日金曜日
やっとの雨
ここのところ全国で局地的に降る雨が極端なせいでニュースに登場する機会が多くなっている、大気が不安定なところへ午後になると気温が高くなるので一層雨が降りやすくなる。
それどころか、雷雲本体からかなり離れているにもかかわらず青空直下へ落雷したという事故が起きたとかで驚いた、雷は怖い。
福岡も特にこの数日は午後を中心に積乱雲が発生し県内のどこかで雨が降っている、主に県南部なのだが。
福岡都市圏も南から北へ雨が通り過ぎてはいるけれど、博多区や南区から中央区や早良区方面に抜けてゆくコースばかりで東区や、東区寄りの博多区ではこの2週間ほど降ってはいなかった。
ところがである、今日の午後は少し様子が違ってコースが若干東寄りにずれていたので私の住む場所にもかろうじて降ってくれた、カラカラに乾いていたのでお湿りでも久しぶりの雨で少しは涼しくなった。
不快指数86ほどだったのが一気に81へと下がったのだから体感上でも涼しかったのだ、風も強めに吹いてくれたし。
まだそんな雨雲の下から抜けていないうちにDVDのレンタルショップへ行った、友人とメッセージで映画についてのやりとりをしているうちに女優のスカーレット・ヨハンソンの話となり、その中で友人が挙げた「ブーリン家の姉妹」という映画が気になって借りに行ったのだ、「観たら不愉快になるかもしれない」と教えてくれた通り劇中に登場する王様がろくでもない男で腹が立ったが映画そのものは悪くなかった。
まあ、スカーレット・ヨハンソンがメッセージに登場したのは現在撮影中らしい「攻殻機動隊」からの流れではあったのだが。
閑散としたレンタルショップを出ると西側の低い空には雲が固まっていた、いかにも積乱雲の下の不安定な状態だというのが一目で分かる、下部ははっきり見えないけれど、なんだか竜巻でも発生しそうな不気味な空ではないか。
強めに吹いていた風も止み、次第に辺りは明るさを取り戻し、日射しで濡れたアスファルトが急速に乾くのに合わせて湿度も高くなり蒸し暑さが戻ってきた。
帰り着いた頃には汗びっしょり、すぐにエアコンを点けてシャワーでさっぱりしたら部屋でゴロリ、先ほど書いたDVDを一気に観終えたのだった。