2016年8月30日火曜日
毒虫キケン
汗とは無縁な涼しくサラサラの午後は風がとにかく強かった、そんな中いつものディスカウントストアへ晩メシの食材を買いに行くとキャベツが値上がりしていた、昨日までは1個99円だったのが159円に、産地の天候不順の影響が出始めているのだろう。
更に値上がりするかもしれないので自分用に2個、姉用にも2個買った。
その2個を持って夕方に姉のところへ行くとアルミ製の門扉の裏側の縁に蛾が2匹風に飛ばされまいとしがみつく感じで止まっていた、真っ白で、大きいものと小さいもの、ふわふわとした毛と黒い小さな目が見えていた。
きれいだったので指で触りたくなったが毒虫だ、モンシロドクガという毒のある毛を持った蛾なのである、3cmほどはある大きなほうがメスで、隣の小さなほうはオスであろう、
幼虫から成虫になるまでずっと毒の毛を持っているという嫌な虫で、うっかり触るとポツポツと痛痒く腫れ、しばらくの後に腫れは治まりはするが濃い赤に変化し痛痒さが増す、皮膚科に行って塗り薬を貰っても良くなるまでには1週間以上かかるのではないか。
夏場に暗くなってから窓を開けていると灯りに誘われて飛んで来ることがあり、叩き落とそうとするうちにひょいと首筋に飛び込まれて毒の毛で派手にかぶれたりすることもある。
ドクガの仲間は他にもいるが、ペタリと平べったく止まるのではなく、こうやって三角錐の立方体のように止まるのが特徴。
とはいえ、毒のある蛾は他にもイラガの仲間やカレハガの仲間がいて外見の特徴も異なるので形態だけで毒の有無は判別できないけれど。
今日の蛾のように、白くてなんとなく可愛くとも毒がある場合もあるので迂闊には触らぬように。>皆様
・・・いや、虫を見付けて触りたくなる人のほうが少数派なのだろうから心配は無用か。