今日は昼前から青空が広がって久々の晴天、気温はそう高くはない湿度が低いので強めの風が体にはちょうど良い具合。
靴を洗ってベランダに干した、ほんの数時間でほとんど乾いていて、手を入れて確認してみるとつま先のあたりだけに湿り気が残る程度、これなら夕方取り込んで、ドライヤーを使えばカラカラになるはず、それにしてもベランダでのほんの数分間の日差しが痛いくらい強かった。
そういえば子供の頃、体育の時間に教師と外に出た時に「うわあ、鐘が鳴るほど熱い(日差しが)」と言っていたのを思い出した、鐘が鳴るほどとはどういう意味なのかいつか尋ねてみようと思っていたのだが忘れてしまってそのままである、卒業する前に教えてもらえばよかった。
強烈な日差しに照れされて鐘が共鳴する・・・というのならなんとなくイメージはできる、音叉の共鳴のように。
もちろんそういう意味ではないのだろうけど。
実際のところ太陽は歌う、歌う・・・というか音をたてている、熱核融合のエネルギーが光球内部を反響する際の音なのだ、長い周期の唸るような低周波音、もちろん音は真空中を伝わらないので直接地球で音は聞こえない。
ベランダの日差しを遮る雲は欠片も見当たらない、そのうち傾いて背の高い近所のビルの陰に入るまでは眩しいままである、ちょっとの間日を浴びているだけで汗ばんでしまった。
そろそろ海もぬるむ頃ではないか、涼しい山も楽しめる、梅雨明けはまだ見えぬが間もなく7月になろうとしている、一年の半分が終わろうとしている、早いものだ。
そんな6月最後の日曜の午後を、聞こえるものなら遠くの太陽の歌声を少し聴いてみたい気がする、ジリジリとした日差しの主の声はどんなだろう。
このブログを書いているうちに風が一層強くなってきた、電線を鳴らすほど博多湾側から吹いている。