2015年6月22日月曜日

80'sは愛される

久しぶりにレンタルショップでCDを借りた、本当は別なものを借りようと行ったのだが無かったので何か良さそうなものはと探してみて見付けたのが洋楽80'sのオムニバスアルバム。

こういったものは他にも種類がたくさんあった、バラードばかりを集めたものや、ロックばかりのものなど。

収録曲に目新しいものはないが私が持っていない曲がいくつかあったのでこれに決めた。

自宅に戻って聴き流しでかけてみる、どれも歌詞を覚えていそうなほど聴いて知っているものばかりなのにやっぱり楽しい、1980年代は特別な年代だったのだ。
あの当時、既に弾ける前兆は見えていたかもしれないけれどバブル全盛期で国全体が眠るのを止めたかのような疾走感が怖いくらいだった、経済も人の意識も前へ前へと力が漲っていたのだ。

そんな時代に音楽にも面白いものが次々に出てきたのだった、洋楽は各アーティストのミュージックビデオだけで毎週番組が作れるほどになり、邦楽はアイドルだらけでうんざりしていたが不思議なことに違うアレンジで聴いてみるといい曲だなと思って楽しんだりしていた。

当時は本当に雨後の筍のように次々とフリフリのスカートとリボンで登場するアイドルに食傷気味で嫌いだったのだ、なのであまり歌番組は見ていなかった。

・・・まあ、その時だけでなく長く活動を続けられるアイドルは少なくて、誰が伸びるだろうか、誰が残るだろうかといろんな面から考えるのは楽しかったけれど。

ちなみに、私は松田聖子は長く残るだろうと予想はしていた、この予想は当たった、この人については楽曲に恵まれていたからだろうと思う、純粋に良い曲だなと思えるものが多い、それと同時に中森明菜も長く残るだろうと予想した、こちらは外れていないものの微妙なものがある。

今となってはあの当時を私が20代で生きてこれたのは実に幸せなことだったのだと思っている、今現在が20代の人にはたぶんわかってもらえないあの時代ならではのものを私は見て聞いて体感してきたのだ、このタイミングの良さには産んでくれた親に感謝するしかない。

80'sを特別視するのは単なる懐古趣味とは少し違う、これから先の未来にあの頃のパワーが欲しいと思っているのだ、理屈はさておいて力でドーンと進む勢いが欲しいのである、もちろんこの国を支える日本国民が一丸となって欲しいと思っている。

日本を貶めてばかりの政党や嘘を平気で流布する全国版タブロイド紙などもろともせずに強く明るく発展して欲しいのである。