2018年4月22日日曜日

煮魚の目

またもや休日に仕事場へたまちゃんがやって来た、前回と同じく天神に寄ったついでだという(2018年4月13日のブログ)、午前中の休憩時間に通用口からだ。

今日は先日の魚の目を見せに来たというではないか、近所のドラッグストアで絆創膏タイプではない液状のスピール液を買い(2018年4月12日のブログ)、毎日忘れずに風呂上りに塗っているという。

溶剤臭いスピール液を塗り始めて3日ほどで見た目に変化が現れ、現在は厚い皮の周囲が浮いたようになって剥げ始めているように感じるらしい、靴下を脱いで見せてくれたのだが、確かに丸い魚の目の周囲が皮膚から少し浮いたようになり、貼っていた分厚いシールが剥げ始めているかのようだ。

痛いかと訊けば押さえると相変わらず痛みを感じるらしい。

変化したのは周囲が浮き始めたことだけではない、色だ、以前は透明感のある厚い皮だったが、今は白くなっている、以前の状態が「生きた魚の目」だとすれば、今は「煮た魚の目」のように白い。

そうだ、煮魚の目だ。

「来週また見せてあげますよ」と笑うたまちゃん、「剥げてしまってからでもいいよ」と言うとなぜだか残念そうだった。

先にも書いたがスピール液は溶剤臭いらしい、サッと塗るだけなのだが部屋に匂いが残るほどで、別の部屋から入るとセメダインかボンドで工作でもしていたかのようだと言う。

ほう、そんなに匂いがきついものなのか。

まあ、ちゃんと効いているようなのでよかった、次回見せてもらう時はどうなっているだろう、案外もう剥げ落ちてしまっているかもしれない。