2018年4月28日土曜日

うどん三昧

昨日のブログにも書いた通り7年ぶりとなる友人が帰省で福岡に帰って来た、「相当髪が薄くなった」とは本人の言葉だったが、実際に会ってみると薄いのではなく周囲以外は無くなっていた、ツルツルで潔さを感じるほどだった。

そんな友人をJR博多駅で迎えた昼過ぎは何か昼メシを一緒にと和洋中なんでも対応できるようにあれこれ品と店を考えていていたのだが、いざ何が食いたいかと訊けば「うどん」と言うではないか。

関東にだってうどんはいくらでもあるだろうと思ったが、博多のうどんの香りと味が恋しくてたまらないので是非にと言う、それではということでJR博多駅に隣接する西鉄バスターミナルの地階にある「牧のうどん」へ連れて行った、友人も関東へ転勤する前は車で牧のうどん・奈多店でよく食べていたという、JR博多駅の隣にオープンしていたのは知らなかったようでいたく感激していた。

そこで注文したのは昔と同じゴボ天(ごぼうの天ぷら)うどん+きつね(揚げ)+かしわご飯という組み合わせ、私はゴボ天+わかめ+かしわご飯だ。

内心こんなものでいいのかと思ったが本人がとても喜んでくれたのでよかった、そして食後にやっぱり博多のうどんのほうが舌に合うと満足げ。

その後はホテルにチェックインするからと別れ、そしてまた夕方に待ち合わせをした。

共通の友人を呼んで天神でしばし歓談、お互い老けたと笑い合っていたのはJR博多駅で私と会った時と同じだ、やはり7年という時間はそれなりに長いのだ。

さて、空はまだ明るいものの、昼のうどんから数えて5時間は経つのでそろそろ腹も減ったかと訊けば食べたいものがあるという、それは何だと訊けばまたしてもうどんだと答えた、昼も食ったというのに夕方もなのか、もっと別のものにしろと言うと今ここでしか食えないのでと強く所望され今度は「うどん平」へと連れて行った、席は満席で待ち時間は5分ほど。

注文したのは3人共同じもので肉ゴボ天うどん+かしわおにぎりだ、満腹度は昼の牧のうどんのほうが上だが、まあ、まだ時間も早いので空腹になれば友人は好きなものを食いに出掛けるに違いないと思った。

そう、その読みは当たった、午後9時半頃には腹が減ったのでホテルから歩いて数分の場所にある「ウエスト」(焼肉店ではなくうどん店のほう)に行ったというではないか、そこで注文したのが丸天うどん+いなりという組み合わせ、なんと、友人は日に3度もうどんを食ったのだ。

私もうどんは大好きだが同じ日に3度は食わない、まあ、友人は関東に戻れば博多うどんの味から遠ざかるので博多うどんの食いだめのようなものなのだろう。

もしや明日もうどんということはないだろう、滞在は5月3日までとのこと、それまでは実家に戻ったり飲み屋に行ったりで過ごし、3日の夕方に飛行機で関東へ戻るという。

次回からは7年などの時間を空けず、毎年帰ってくるようにすると言っていた。