誰かを連れ去る人さらい(人攫い)ではなく、猫を奪い去る猫さらい。
そんな猫さらいが姉の住まいの近所にいるようで、見た目で高そうで実際高かったという某お宅のスコティッシュフォールドが突如としていなくなって数週間が経過するという、丸々とした可愛いオス猫だったらしい、このまま戻って来ないのなら寂しいが、たとえ猫さらいに遭ったのだとしても、事故でどこかに死んだままになるよりはマシだと飼い主は姉に話したという。
そもそもなぜ猫さらいだと分かるのかは・・・飼い主によると全くの勘らしい、根拠はないのだがピンと来るのだと言う、なので一応警察に届けを出したそうだ。
一方の姉が飼っている猫はどこにでもいる猫だ、猫さらいなどの心配はいらないだろうと姉は余裕だが、いやいや、人懐こさが可愛くて奪われてしまうかもしれない。
他人の所有物であろうと自分が気に入ればひょいと持ち去る輩は昔からいる、今回は高い猫だが玄関先に置いていた自転車の空気入れやバケツ、コンビニ入り口の傘、鉢植えのアロエ(2016年6月15日のブログ)などありとあらゆるものが対象となってしまう、一体どんな人がどんな顔をして奪い去って行くのか隠しカメラで見てみたいものだ。
今回の猫が本当に猫さらいだとして、さて、犯人はどこの誰だろう、意外とすぐ近所に住んでいたりということもあり得るし、車で通りがかりに可愛い猫を見つけて連れ去ったということだってあり得る、結局はどこの誰かなど分からない。
ブラッシングから餌の管理までいろいろと大変だったがいなくなると家の中がガランとしたようでとても寂しいらしい、それはそうだろう、まさに家族の一員という位置づけの猫だったのであればその気持ちはよく分かる。
そのスコティッシュフォールドの名は「ボウ」、オス猫なので「坊」から「ボウ」と名付けたらしい、ボウは今どこで何をしているやら。