食肉出荷のアルバイトを続けている友人(2018年4月5日のブログ)と待ち合わせをした、天神のビックカメラへ買う前提で生活家電を見に行くのでついでに早めの晩メシでもどうかと誘われて乗ったのだ、約束は夕方4時。
待ち合わせの場所である某コンビニの前に行くと友人は既に到着していて端に寄って指先を顔に寄せて何かやっていた、声を掛けて手を見てみると爪切りで爪を切っていたのだ、爪切りはコンビニで買ったと言う。
なぜまたこんなところで爪をと可笑しくなったが、切っていたのは爪ではなく皮だと言った、アルバイトが思い切り力仕事で、続けているうちに親指の先端の皮が厚くなりゴツゴツとした感じになり、それだけなら問題ないのだが空気が乾燥すると突然割れて痛むらしい、放っておくといつまで経っても傷口が塞がらないので厚くなった皮を爪切りで切って薄く柔らかくする必要があるのだとか。
右手に親指は既に対策済みだが、急に左手の親指にヒリヒリとした痛み未満の感覚を覚えて「あ、このままだと割れるな」と急遽爪切りを買ったという次第、そのヒリヒリは割れる前兆なのだという。
なるほど、表面の厚く固くなった皮の割れ目に引っ張られて奥の柔らかい部分も裂けてしまうので痛むのだろう、これは理解できる。
ちょうど、新陳代謝が遅くなった年代が冬に踵の皮が厚くなりひび割れて痛い思いをするのと似ている。
「ほら、終わった」と友人は親指の先端を見せてくれた、爪を切るように固い皮をパチパチと切ったあとはツルツルになっていた。
それでも力仕事を続ける限りまた同じヶ所の皮が厚くなるだろう、体が自身を守るためそうしているのだ、なので爪切りで皮を切るのは定期メンテナンスといったところか。
その後、一緒にビックカメラへ行き、100円ショップに寄り、そして晩メシとなった、食ったのはイタリアン、友人のお薦めの店だ、その友人に任せるままの品を注文し腹いっぱいになってスタバでしばし休憩、そして帰ってきたのだ。
余談だがコンビニでの爪切りは税込みで500円ほどだったらしい、友人は100円ショップで何種類もの爪切りを見て「ここで買えばよかった」とこぼしていた。