2018年3月5日月曜日

やはり雷に怯える犬

前回と同じく早朝の雷は激しかった(2016年11月19日のブログ)、そしてやっぱりタクシーはどこも出払っていて呼べない、仕方がないので客を降ろした後の空車をつかまえようと大通りまで出・・・ようとしたが頭上の閃光とタイムラグ無しの轟音が怖くて雨宿りをした。

アスファルトを叩く雨の飛沫が風に乗って飛んでくるので少し奥まった場所に身を隠すと近所から犬の怯える声が聞こえてきた、キュンキュンと不安そうに鳴き、合間に吠えていた、以前にも雷に怯える犬については書いたことがあるけれど(2017年4月15日のブログ)。

犬は雷にとても敏感である、人の耳には鳴っているかどうか分からぬような遠い雷鳴に早いうちから耳を立てて緊張している、犬によっては失禁することもあるのだ。

私はその現場を直に見たことがある、極端に脚の短い犬(犬種は失念)を散歩させていた女性が突然の雨に駆け込んだJR鹿児島本線の高架下、既に何人かが雨宿りしていたのだが私もその中にいた。

犬はキュンキュンと鳴き、大きめの雷で後ろ脚が震え始め、飼い主と辺りを交互に見回し、腹に響くような雷鳴でとうとう失禁してしまった、しかも小さいほうではない、大きいほうをだ、よほど怖かったのだろう、飼い主はそれを始末し、落ち着かせようと犬を撫でていた。

猫も雷の時は目を見開いて狭い場所で息を潜めてはいるが犬ほどまでは怖がらない。

今朝激しかったのは雷だけではなく雨と風もで暴風警報まで出ていたのだ、感覚的には1時間あたり20mmくらい降ったのではないかという気はしたが気象台の記録では数mmのようだった、まあ、場所によって雨の強弱にむらのある降り方のようだったのでもっと少ない場所もあれば逆もあったのだろう。

少し早めに家を出たので仕事場には遅れることなく到着し、もっと早いうちに降り止むだろうと思っていた雨は小糠雨となって日暮れ時までしつこつ続いた、明日の早朝こそは上がるだろう。

雨だけならまだしも、雷は嫌である。