2018年3月28日水曜日

「サビオ」?

今年の8月に仕事を兼ねて札幌から友人が福岡に来るらしい、実に6年ぶりである(2012年8月15日のブログ)。

そんな5ヶ月近く先の予定を知らせてくれたメッセージのやりとりの中で飼っている猫に顎から頬の辺りを引っ掻かれたことも知った、薄っすらと血が滲んでいるという、よく懐いているし撫でるとうっとりと喜ぶ猫らしいのだが、顔を近づけると急に噛んだり引っ掻いたりするのだという。

んん、これには覚えがある、子供の頃のことだが猫のほうから寄ってきてスリスリと甘えるくせに猫の顔に自分の顔をくっつけると猫パンチをくらったことがあるのだ、近年ではテレビのねこ歩きでも岩合さんが顔を寄せると軽く引っ掻かれいたのを覚えている、猫はなぜ顔を近づけると嫌がるのだろう。

さて、引っ掻き傷は汚いので水できれいに洗い流したほうがいいと返すと既に水道水でしっかり流してサビオを2枚並べて貼っているというメッセージ。

「サビオ」? 北海道では絆創膏のことをそう呼ぶらしい、私も普段は「カットバン」と呼ぶのと同じことであろう、私がそうであるように友人もきっと最も使用していた絆創膏の商品名を普段使っているのだろう、なので当然「バンドエイド」と呼ぶ人もいると思う。

面白いことにその後にメインで使う商品が変わってもこういった呼び名はたぶん変わらない、たとえば私はカットバンと呼んではいるが今は全く別名称の商品を使っている、それどころかカットバンという絆創膏が現在も流通しているのかすら知らないのだ。

なので札幌の友人も実際はバンドエイドを使っていても「サビオを貼った」と言うかもしれない、そもそもサビオとはどんなものなのだろう、私はたぶん見たことがないと思う。

それにしても猫の引っ掻き傷か、血が滲む程度なので傷痕もすぐに薄くなって消えていくだろう、その点は心配要らぬが、猫の引っ掻き傷はバルトネラ菌によるバルトネラ症を起こすこともあるのでその点は注意が必要である、バルトネラ症=猫ひっかき病という呼び名さえあったりする。

友人の顔からサビオが取れるのは明後日あたりだろうか、化膿していなければそれでよし、そして、飼い猫とは仲良くすればよし。