仕事場のパートさんが700円ほどで買ったLED電球がもう壊れてしまったと休憩時間に話していた、パッケージには寿命は4万時間と書いてあったので次回買い直すのは「私が死んだあと」と冗談を言ってたくらいなのにとあっけなく壊れてしまったことに驚いた様子。
ちなみに買ったのは昨年の6月頃だったので実際には1年間も使えなかったことになる、壊れたという判断はスイッチを入れても全く点灯しないからだそうだ、旦那さんが一旦取り外して別のソケットにセットしてもやはり反応がないので諦めたらしい。
どういう場所で使っていたのかと訊くと屋外で風雨に晒される場所ということはなく、熱の影響を受けやすい密閉された狭い空間でもなく、1階から2階への階段を照らす照明だったそうで、電球を取り替えるのには2階に上がった場所から脚立を使って右腕を思い切り伸ばさないと無理らしく、それが怖いので取り替え回数を気にしなくてすむLED電球にしたらしい。
パートさんは「700円くらいしたのに」と再度言った、確かに、寿命4万時間を期待したからこそ700円は安かったわけで、1年間も使えないのならば100円ショップで売られている白熱電球で充分だ。
メーカーは大手ではなかった、他社よりも廉価な製品を多く販売しているメーカーだが、ここではその名は出さない、まあ、全てがそんな短寿命なものばかりではないだろう、ハズレくじを引いたと思って諦めるしかない。
私もLED電球を使っているし、姉のところでも使っている(2016年11月29日のブログ)、値段は他社製品よりは高めだったがたぶん品質はしっかりしているのだと思う、特に姉の場合は1日に8時間ほどは使っているはずだが壊れたりはしていない、私が見る限りでは特に暗くなったとも感じない。
あれから1年半ほどが経てLED電球もますます進化しているのではないか、それを確かめるのは今使っているぶんの製品寿命が尽きる数年先になるだろう、いましばらくは確認できない。
しかも、次の買い替えたLED電球の寿命までを確かめようとすればさらに次の買い替えを待たなくてはならない、ああ、製品寿命が公称値通りだとすれば一体どれだけかかるのだ、これだと本当に存命中には無理かもしれない。
パートさんが引いたハズレくじならば1年待たずに全過程の口コミが書けるけれど。
LED電球があっけなく壊れてしまうのは意外と多いらしい、使用環境が過酷だったという場合もあるかもしれぬが、製品そのものに問題があったのかもしれない、明らかに後者の場合で早期に壊れてしまったら臆せずクレームを入れたほうがいいと思う。