2018年3月29日木曜日

悲鳴役

洋画好きなチャットの相手から面白い話を聞いた、真実のほどは分からぬが海外の映画(特にアメリカ)には悲鳴を専門とする声優(?)がいるのだという、いわば悲鳴役だ。

セリフが無いので声が似ているかどうかは絶対条件ほどではなく、要求に対して何通りもの悲鳴を上げられるそうではないか、ちょっとした「キャッ!」から長めの「キャーッ!」、断末魔の「ギャァァァ!」まで。

この悲鳴役は圧倒的に女性のほうが多いらしい、男の場合は断末魔ばかりなのだろう、うん、確かに、なんとなく納得できる。

そういわれてみると1982年に公開されたブライアン・デ・パルマ監督でジョン・トラボルタ主演のサスペンス映画「ミッドナイト・クロス」においても劇中での映画のアフレコで使う悲鳴の悲鳴役がどれも最低だったのを思い出す、これが本当に笑える悲鳴だったので私はよく覚えているのだ。

こういった役はハンドクリームのCMに登場するきれいな手だけの役=いわゆる手タレと同じようなものなのだろう、どこかのシーンなどの短い時間のみスポットで活躍する役だ。

そのぶん難しさもあるとは思うが。

さて、本当に悲鳴役というのはあるのだろうか、悲鳴専門というよりは声優の仕事の内といったものかもしれない、この点どの程度なのだろう、私は詳しくないのだが珍しい仕事の面白い話だとは思う。