2017年3月22日水曜日
やはり眠そうな女王蜂
昨晩から今朝にかけていつの間にか降っていた雨の跡がそこらじゅうに斑点となって残っていた、ベランダの手摺りに他所の車、私の自転車の一部にまで、屋根付きの自転車置き場なので雨に濡れるにはそれなりの風がなければならない、ということは風が強く吹く時間帯があったのか、全然気が付かなかった。
とにかく自転車に残る斑点を拭きとってしまおうと部屋からボロ切れを持って下へ戻ってきた、斑点は軽く湿らせたボロ切れだけで簡単に消えた。
自転車置き場の壁の土台部分はコンクリートである、そこに何かじわじわと動くものが見えるのでなんだろうと近寄ってみるとセグロアシナガバチの女王蜂だった。
そういえば昨年も同じ頃にセグロアシナガバチの女王蜂を春になって初めて見掛けたなと思って投稿を遡ってみれば・・・なんと、昨年の今日である(2016年3月22日のブログ)、同じ日に見つけるとは。
活発に動けるようになるには気温がまだ低い、やっと冬眠のねぐらから這い出てきたような感じで眠そうにもっさりとしていた、突いてみようかと思ったが急に俊敏に反応しそうだったので止めた、私は過去に目の下を刺されたことがある、2度目は避けたいので近寄らないでおこう。
今年も蜂が登場する季節となった、次にやって来るのは例年だとコガネムシやハナムグリなのだが、以前にも書いたことのあるそれらの虫が好む臭い花を咲かせるトウネズミモチ(2015年6月19日のブログ)はいつの間にか伐採されているので今年は窓辺の灯りに飛んで来ないかもしれない。
蚊やハエ、ゴキブリやムカデの季節でもある、どこの田舎だと思われそうだが福岡の都市部に間違いはない、少しでも水と緑があれば蚊やムカデは生きていけるし、過酷であってもハエやゴキブリは普通に生息している、不快なものほどたくましいものである。
ところで環境省のサイトには特定外来生物についての注意喚起として「ツマアカスズメバチ」の情報が載っている、対馬で生息が確認され、ついには九州本土でも確認されたスズメバチの仲間で気が荒くミツバチを襲うらしい。
一旦侵入を許し自然繁殖に成功しているのなら国内からの混雑は相当難しいだろうと・・・、いや、無理だと思う、困ったことである。