2017年1月19日木曜日

久しぶりのWindowsXP

かなり前からの頼まれごとを済ませてきた、友人の古いノートPCをLinuxで使えるようにするというものだった、ネットで情報を仕入れて誰にでも行える作業なのだがどのディストリビューションを選ぶかの選択肢が多すぎて不安、且つ、面倒になったのだと思う。

そこで私と同じ環境にしてくれと言うのだった。

今日はお互いの時間の都合がついたので夕方過ぎにインストール用SDカード+メモリカード
、それとUSB起動が不可な場合に備えてCD-ROMに焼いたブートマネージャーの3点セット持参で徒歩15分ほどの友人宅へ行った。

元は東芝製のノートでOSはWindowsXP、私がWindowsを使っていた当時の最後のバージョンで、型番で検索してみると個人向けではなく法人向けのものだった、起動すると懐かしい音に続いて見覚えのある画面が登場、早い、XPはこんなに起動が早かったのだなとあらためて感じた。

Linuxに乗り換える理由はデスクトップのサブマシンが欲しくて再登場させてみたものの、既にOSのサポートが終わりセキュリティ面で心配なので今更使えないのと、新しいWindowsにしようにもハードのスペックが要件を満たしていないからである、だが、Linuxの軽量なものを選べば全く問題はない、たとえ搭載メモリが2GBにしろ快適に使えるはずである。

「古いPCの中を見てしまうことになるよ」と事前には知らせていた、今日も繰り返しそう言ったところ怪しい物は全て消したから大丈夫と笑っていた、だが一応は同席の上で確認して欲しかったので2人で「あれはどうだ」、「これはどうだ」とバックアップしておかねばならぬファイルを探した、仕事で使うファイルとフォルダがあちこちにあり、ちゃんとバックアップ済だというのだが、ダウンロードフォルダに「2階」という名のフォルダがあったので開いてみるとエロな画像がドッと出てきて友人は慌てていた、私は大笑いした。

それにしてもなぜエロ画像のフォルダ名が「2階」なのだろう、謎だ。

Linuxのインストールは簡単だった、USB起動ができなかったのでブートマネージャーからUSBを選択するだけ、あとはSDカードからインストール開始、あっけなく終了。

デスクトップは軽量な「Xfce」と「LXDE」、そして「Enlightenment」を入れた、ひとつずつ使ってみて自分に合うものをデフォルトにすれば良いし、Linuxに慣れてきたら素っ気ないがもっと軽量なデスクトップを自分でインストールしてみるのも楽しいだろうと思う。

古いPCもLinuxで第二の人生、眠らせておくだけでは勿体無い。

おっと、Linuxのインストールに限らず、PCでの作業を誰かと一緒にする時は予めエロ画像の整理をしておくことをお忘れなく、わはは。>皆様