2017年1月29日日曜日

そのLEDライトが暗いのは

姉が使っている食器洗浄機と同じ機種を姪っ子が買ったが設置に問題ないか見て欲しいというので夕方に様子を見に行った、姉が使うのを見て便利そうで自分も欲しいなと思っていたらしい、配送は無料だが設置は別料金になるので自分でやることにしたという。

見たところ設置に問題はないが分岐水栓はまだだったので元栓を閉めて取り付けた、ああ、ここをやって欲しかったのだろう、姉のトラウマ(2016年11月7日のブログ)の原因を聞いていたのか不安になったのだと思う。

手元が暗いのでライトはあるかと訊けば単三電池2本を使う筐体がスケルトンタイプのLEDライトを持ってきた、作業中の手元を照らしたままにしてくれたが光量のわりにはなんとなく暗い、なぜだろうかと一瞬考えたが、原因はスケルトンタイプのせいだった。

LEDライトが照らす方向へ最も強い光は出ているのだが、光源からは多少なりとも周りへ光は漏れてしまう、スケルトンタイプだとそのまま漏れるのでそれが余計な明るさとして直接目に入り肝心な対象物を照らす光の明るさを抑えてしまうのだった。

ちょうど、夜中の歩道を歩く時、明るい照明の下へ向かう時はその周りも見えているが、照明の真下に入ると急に照らされている外側が一段と暗くなり見えにくくなるのと似ている、照明直下の明るさに合わせて瞳孔が収縮し照明の下ではちょうど良い明るさで見えるのだが、それ故に周りの暗い中の朧な明るさは見えなくなるからである。

私の友人で電池式のLEDライトを自転車本体のライトの補助としてハンドル部に取り付けている人がいる、取り外せば普通のLEDライトとしても使える明るくて便利なものだったが点灯時に先端の縁が妙に輝いて明るく、灯すとなんとなく前が見えにくく思えるので友人は銀色のアルミテープをその部分に巻いて光の漏れを遮断している。

姪っ子のLEDライトもそうだが友人のも暗いのは漏れた光が目に入るからだろう、試しに姪っ子のLEDライトの先端部にアルミホイルをラッパ状の襟巻きのように巻いてテープで固定すると・・・スッキリと明るいLEDライトになった。

先に書いた友人のように自転車で使う場合には明るさはとても大事、オプションのライトにしろ自転車本体のライトにしろ「なんだか暗いな」と思ったら漏れて目に入る光を断ってみるのがよいかもしれない。

そうだ、食器洗浄機だ、分岐水栓の取り付けも終わって試運転、姪っ子は運転音が最小になるように洗浄機本体の足に敷く厚さ数ミリのシリコンシートを準備していた。

確かに、プラセボかもしれぬがなんとなく音が小さくなったように思える、んん、なるほど。