本当に久々の焼肉友の会だった、昨年は後半に入ってからいつもの顔ぶれの都合がなかなかつかないうちに師走となって到底無理な状態となってしまった、前回は・・・なんと昨年の7月18日ではないか(2016年7月18日のブログ)、感覚的には2ヶ月程度前のことだったようにも思えるのだが。
メンバーはやはり4人、そのうちの1人が地元の番組でレポーターが「うっわぁぁ! 柔らか〜い! ジューシー!」と驚嘆していたという中央区内の店へ行った、4人ともお初の店だ、車ではなく各々が地下鉄なりバスなりで天神で午後6時の待ち合わせに集まった。
予約は受けぬというその店、テレビにも登場し、金曜日の宵の内ということもあってさぞ人が多いだろうと多少の待ち時間は覚悟の上で向かったのだが・・・意外とそうでもなく4人が楽に着けるテーブルが空いていたのであっさりそこへ。
料金はやや高め、他店よりも各部位それぞれ100円から150円ほど高い価格設定となっていた、場所が場所だけに家賃も高いのだろう。
照明を控えたおしゃれな店内、煙が充満することもなく清潔なテーブル周り、よく気がつく愛想の良い店員、これらは申し分ないのだが出てくる肉はいまひとつだった、厨房でバイトでも雇っているのか、肉のカットが繊維に沿っていたり均一でなかったりが目立っていた、質そのものもそこそこといったところで価格には見合わない。
この店を推したメンバーが「なんかいまいちかも」と言った、テレビで見たグルメレポートほどではなかったからだ、焼き方に問題があるとは思えない、たとえば焦げるほど焼いてしまった等。
まあよい、テレビのグルメレポートは少々大袈裟に表現しないと番組上面白味に欠けるのだろう、一般の人たちがお店で美味しいものを口にしたとて店内に響き渡るような声はあげない、そういうことなのだ。
テレビのグルメレポートは3割引き程度で考えるのが良いのではないだろうか、さすがに5割引きともなるとクレームをつけたくなるけれど。
その点、組織票や経営者による自演ではない素人が書くグルメレポートは利害関係の無い完全な消費者目線からなので極細かい点についても容赦ない、私は行く行かないは別にしてもネット上で各ジャンルのグルメレポートを目で追いながら笑うことがある。
細かくも鋭いなと感心しつつ、その内容に笑ってしまうのだ。
今日の店は今のところ誰にもお薦めはできない。
地元の番組とは何と言う番組なのだと訊けばFBS(日本テレビ系列)かRKB(TBS系列)の夕方の番組らしい、そうか、だいたい番組名は分かる、まあ、RKBのほうは番組表から外しているのだけれど(2016年10月9日のブログ)。
焼肉店を出て天神をうろうろし帰りは地下鉄、着衣から全く焼肉の匂いが漂って来なかったのがよかった、煙を上手に吸い込んでくれる仕組みはどこにでもあるけれど、何か新しい仕組みでも採用しているのか、次回行く機会があればそのあたりを詳しく見てこようと思う。