年明けの様子見で姉のところへ行ったついでに台所側の網戸を外してレール部を洗った、砂埃などがそこに溜まると開け閉めの際にジャリジャリと音がする上にレールの摩耗が激しくなるからだ、これは定期的にやっている。
ペットボトルに入れた水を流しながら洗っていると隣のご主人が声を掛けてきた、垣根越しにしばし雑談、その時、何気なく隣の壁の下部を見るとうっすらと筋がある、破損したらしい壁の一部をトタンで修復しているのだが、地面に近い雨樋の縦樋に隠れるようにトタン部に筋が見えるのだ。
訊けば泥がついていたから掻き落としたという、・・・泥? 周りにはそういった痕跡もない、その部分だけ泥が筋状にトタンの下に伸びているということは蟻道ではないのか(!)、だとするとそこからシロアリが侵入している。
そう伝えると大変驚いていた、私も驚いた、姉の住まいの隣ではないか。
網戸はそこそこに家の周りを調べてみたが蟻道は発見できなかった、床下にあるのかもしれないが畳を上げて床板を剥いで確認とまではなかなかできない、そこで、予防も兼ねてシロアリ対策をすることにした。
エアゾールや散布剤も考えたが、もし既にコロニーがあるとすれば時間を要しても構わないので根絶やしにしたい、そこでムカデの時のように毒餌タイプを選択した、即効性はないのだが数ヶ月かけて効いてくれる、まだコロニーの形成など無くとも長期間防除したい。
羽アリでも飛び始めたら有無を言わさず業者を呼ぶけれど。
隣はどうだろう、私は強く勧めたが業者を呼ぶだろうか、呼ばないとしたら自分でしっかりと対策して欲しいところである。
ほんの数ミリの小さな生き物なれど、その数たるや凄まじい、怪しいシロアリの道など見つけたら早急な対策を。>皆様