2017年1月23日月曜日

夢の中の夢で

たまにその内容を覚えている夢というのは見ている途中でスパッと目覚めた時だと書いたことがある(2015年6月29日のブログ)、笑って目覚めるのは良いがドキッとするのは年齢的にも心臓に良くない。

今朝の目覚めは夢の中で夢を見ているという2段構造(?)だった、1段目で眠っている私が見ている2段目の夢の中で友人と寝小便の話をしていて、友人が「寝小便をする時は段ボールの中にオシッコをする夢を見ていた」と言うので、「段ボールが無い場所の夢では寝小便はしないのだな」と訊くと「そういう場所にも何故か突然段ボールがあってそこにするのだ」と答えた。

私はそれが可笑しかったが「岩田屋(福岡市にあるデパート)のトイレの中にも段ボールが1個置いてあったそこにオシッコをしたら寝小便だった」と続けるので「便器があるのにどうしてわざわざ段ボールにするのだ」と笑ったところで2段目の夢から覚めて1段目に移った。

そこでは外がすっかり明るいことに気付いて時計を見ると昼前の11時半、現実の私は驚いて飛び起き1段目の夢からも覚めたのだった、いつも通り早朝からの仕事があるというのに最も忙しくなる時刻に目が覚めるとは(!)。

・・・だが、現実にはいつもより30分ほど早い目覚め、生まれてこのかた仕事に遅れたことなどないが、初めての遅刻が5時間近いとは、たとえ夢であっても心臓に悪い。

とにかく2段構造の夢などややこしい、しかもネタが寝小便の話などとは。

それはともかくその友人とは寝小便の話などしたことは今までに無い、なのでもちろん段ボールにオシッコという妙な話を聞いたことなどないのだが・・・。

いや、他の友人が「おねしょって普段と違う場所にオシッコする夢なんか見るよね、誰もいない駅のホームから線路に向かってとか、体育館の横に空き缶入れで置いてある段ボールとか」というのをもうずっと前に話していた記憶が微かに残っている、もちろん夢の中ではない、現実での子供の頃の思い出話か何かだ、どれくらい前か、時期に関してははっきりせぬほど昔のことだけど。

ネタはそこから持って来るとして、なぜ今回の友人が登場したのは謎ではある、しかしながらあまり口を開かぬたどたどしい口調といい、右斜めに目線を配る表情といい、全くその友人のままなのだ、脳が友人の特徴と声質とで過去の話の断片を巧みに合成しているということなのだろうか、ううむ。

夢・・・というより人の脳は実に不可思議なり。