2017年2月3日金曜日

やっぱり使えない店員

30リットルサイズの福岡市指定のごみ袋が残り1枚となったので仕事の帰りに友人が働いているスーパーへ寄った、入ってすぐの果物売り場の模様変えをしたのか棚の位置が変わっていてやや狭かった通路がゆったりと広くなっておりカートの行き来が楽だった。

友人は商品棚に洗剤などの品出し中で忙しくしていたので声は掛けなかった。

そうだ、この店には使えない店員がいるのだった(2016年5月11日のブログ)、まだ働いているのだろうかとレジを探すとちゃんといた。

野菜売り場で日替わりの値引き品を幾つかカゴに入れ、他に必要なのはレジの傍にあるごみ袋だけ、カゴを提げてレジに行くと例の店員の所には誰も並んでいなかったのでそこに向かった、私の前には60代半ばと思しき男性、むむむ、前回と同じようなシチュエーションではないか、もちろんその男性は前回の人とは違う人だけれど、まさかまた支払いで硬貨を20枚以上出して断わられでもするのかと思うと可笑しくなった。

だが、今日は別のことが起きたのだった。

男性が「ケントひとつ」と腕を伸ばすだけで届きそうなレジのスペース内にあるタバコが並ぶケースの中のタバコを所望したのだが、なんと、使えない店員は「身分証明になるものは?」と言うのだ、男性が「はあ?」と返すと「年齢確認ができないとお売りできません」と答えるではないか。

自動販売機でタバコを買うのなら機械相手なのでタスポや免許証が必要なのは仕方ないとしても、どう見ても、そして、どうお世辞で若く言っても50代後半な人に年齢確認も何もないだろう、「あんた私がいくつに見えるの?」と男性が訊くと店員は「年齢確認ができないとお売りできない場合があります」という張り紙を指差して「決まりなので」と更に言う。

バカバカしい、私は呆れて隣のレジの店員に声を掛けてタバコを男性に出してもらった、ついでに私の買い物の精算もその隣のレジでやってもらったのだが、それが気に食わなかったのか仏頂面だった、まあ、もともと愛想などないけれど。

その隣のレジの店員には背後でのやりとりが聞こえていたのだろう、釣りを私に渡す時に「すみませんね」と小声で言った。

これからはどんなに例の店員のレジが空いていても並ばない、長い列ができていたとしても別のレジにする。