2017年2月23日木曜日
今年の開花は早いのか
2月も後半となると昼間の長さを意識するようになる、早朝出の時も仕事場に向かう途中は真っ暗なのだが着いてしばらくすると窓辺がぼんやりと明るくなっている、少し前までは魚の仕入れも暗いうちに始めて暗いうちに終わっていたが、今では明るくなり始めた頃に終わるのだ、季節は進んでいる。
例年並みか、それより少し気温が低いだろうと予想された冬もそれほどでもなく終わろうとしている、強烈な寒波は困るが、昨年の1月の後半にやってきた寒波のあまりの冷えように氷が張ったという友人宅の台所の流しは見てみたかった(2016年2月2日のブログ)。
そんな今日の午後の仕事帰りに通った公園には数は少ないのだが桜の木も植えられている、花も咲いた暖かな晴れた日には家族連れなどが弁当を使っていたりする、ほのぼのとしてよい光景だと思う、私も毎年ではないが仲間らと花見に出かける、たまに酔いで頭のリミッターが外れて大きめの声のオネエ丸出しで喋りだすメンバーがいたりでこちらの酔いは吹き飛んでしまうが。
今年は・・・と、木を間近で見てみると蕾がかなり膨らんでいるではないか、逆光で暗いので早朝出のお供であるLEDライトで照らしながら1枚パチリ。
昨年も蕾の具合を確認したけれど、このくらい膨らんでいるのは3月に入ってからではなかったろうか、日差しはもう春のそれだけれど、陽気も総じて暖かい側で推移しているということなのか、草木はそういった点に敏感である。
まあ、寒の戻りですんなりとは開花に辿り着けないのは毎年のことだけれど。
ところで、花見も良いのだが桜にしろ梅にしろ人が間近に寄れる場所では弱っている木が多いらしい、人が根元を踏み固めてしまうので木が弱るという、なので場所によってはそのまま枯れぬよう根の周りを掘り起こして土を柔らかくしたりする場合もあるという。
なるほど、根も呼吸はするだろうし、水や養分を取り込むのに土がガチガチに固まっていたら難しいだろう。
さて、今年の開花はいつ頃になるものか、テレビのニュースなどにそういった話題が登場するのはもう少し先だが、桜のみならず、暖かくなる季節そのものの高揚感は格別で、特に何かがあるわけではないが寒さに震えることもなく薄着で過ごせる季節が待ち遠しいのは寒さもそろそろ終わろうかというこの時期のいつものことである。