2017年2月22日水曜日

強風下の傘は危ない

仕事帰りは雨、買いたいものがあるので傘を差して天神まで歩き、そこで用を済ませて地下鉄で帰ることにした。

そこそこ風も強かったのでなるべく濡れぬようにと狭い通りのビルに沿って歩いてはいたが途中で何ヶ所か横断歩道を渡らなくてはならない、タイミングよく青信号になった某所の横断歩道を強風で背中を押されながら歩いていると前からの女性2人のうちの向かって右側の女性の傘が強風で裏返ると同時に腕を引っ張られて親骨の先端の露先が隣の女性の傘に突き刺さってしまったのだ。

危ない・・・。

風で裏返る傘の勢いがかなりのものだったのでそうなったのだが、突き刺さった先が傘だったのでよかった、肩なら着衣が緩衝してくれるだろうがまともに顔だったらケガをしているだろう。

女性は2人ともキャッと声をあげた、傘が裏返った女性はなんとか畳んで隣の女性と横断歩道を渡っていた、天気が荒れたり台風接近の際のニュース映像で傘が裏返ってしまう人の映像があるが今日のもそれと同じだった。

今は禁止行為になっているが傘を差して自転車に乗っている人が突風で傘ごと体を引っ張られ転倒する現場を見たことがある、ケガはなかったようだけれど。

ところで、傘が裏返しになることを私を含めて地元では「ナバになる」と言っていた、「ナバ」とはキノコのことだ、キノコが成長するにつれ傘が開いてそのうち風で裏返しになった傘のようになってしまうところからきているのだろうと思う、他所では「ラッパ」や「おちょこ」とも言うらしい、なるほど、どちらもナバよりは分かりやすい。

風が強い日の傘は差すのも、周りの人のものも、どちらにも注意である、たとえ傘がナバにならなくとも一時的にしろ体の自由を奪われてしまのは危ないのである、ご用心を。>皆様