2017年2月4日土曜日
2度目のお別れ
たまに観たくなるというか聴きたくなるアメリカドラマの「グリー」、テレビでの放送も観ていたので物語がどういった展開になるのかも知っているしクセのある登場人物の面々にもそれなりに詳しい。
それでもやっぱり観てしまうのは先にも書いたとおり聴きたくなるからだ、ドラマ中ではいろんな曲をカバーで登場させているが歌の巧さだけでなく無理なく話に溶け込んでいるので不自然さがないのがまた良い、きっと脚本がしっかりしているのだろう。
先ほど、シーズン4の19話目を観終わった、悲しいかなフィン役のコリー・モンティスの最後の登場となる回である、31歳の若さで亡くなってしまったのだ、私はこの彼にとっての最終話を観るのは2度目となる。
主要メンバーの急逝でその後の話も大幅に変更されドラマそのものも終了した、コリー・モンティスが亡くなったことはもちろんのこと、楽しいドラマが終わってしまったのは実に残念なことである。
まだ生きていたらどう活躍しただろう。
この19話の中でリア・ミシェル演じるレイチェルがオーディションで歌ったのはシーズン1の1話目で歌ったのと同じ「Don't stop believin」、その時のメンバーが幻となってレイチェルと共に歌い勇気づけて助けてくれた、フィン・・・というよりコリー・モンティスにとってはこれが最後のパフォーマンス、なんとも皮肉なことである。
本当に、31歳で命を失うのは早すぎる、不慮の事故や難しい病ならば諦めもつくが、彼の場合はそうではなかった、それ故に残念と言う言葉では足りないほど残念である。
残る回にはもう回想シーンと写真でしか登場しない、それはわかっているがもう一度最後まで全て観ようと思う。