2017年2月25日土曜日

1年めに怯える友人

「なんでもちょうど1年くらいで再発作が来るっていう話もあるんだけど・・・」。

WhatsAppでメッセージをやりとりしたのは約11ヶ月前に左足が豚足化してしまった友人だ(2016年3月24日のブログ)、あの痛風の初回発作以降は「なんとなく痛むな」と思うことはあったが普通に歩けて生活できるので特に問題はならなかったが、最近になってネットでの「痛風の発作は1年目に再びやってくる」という根拠のない話を読んで怯えている。

まあ、大の男が怯える背景にはそれだけ痛くて不自由な思いをしたということである。

私はそんな1年目説など聞いたこともないし、再発作は初回よりも症状は軽いことが多いらしいので仮に起きたとしてもあまり恐れることはないのではと言ったのだが備えで既にゲル剤や鎮痛剤を準備しているという。

確かに、あの時はトイレに連れて行っても便座に座るのに体をターンさせようにも思うようにいかず、肩を貸して車に乗せようにもどうやってよいのか分からないほど動きがとれずに困ったものだった(2016年3月20日のブログ)、「風が吹いても痛い」どころではなく、何もせずに横になっているだけで友人は痛みを堪えるのに顔を真っ赤にし、しかめ、額に脂汗が滲むような有り様だったのだ、他人が傍にいてもそうだったので、私が帰った後は本当にのたうちまわったのかもしれない。

これでもかというほど赤黒く腫れ上がった足を思い出すと私まで怖くなる。

そんな友人の毎日の日課となっているのが低脂肪牛乳を飲むこと、今年に入ってNHKの「ためしてガッテン」で尿酸値を下げる効果があるとして乳タンパクの話が出たからで、チーズやヨーグルトでも構わないがググッと飲むだけなので友人はコップ1杯の低脂肪牛乳にしているという。

痛風の発作に怯えるのは痛いからだけではない、通勤が大変だし職場でもいろいろと困るからである、なにより私はもう車を運転していないので送り迎えの役にはたてない。

友人は毎日尿酸の合成を抑える薬を飲んでいて、低脂肪牛乳も試している、万が一の痛みに備えた鎮痛剤も準備している、いよいよの時はタクシーでも呼んで病院へ行くだけである。

痛風発作1年目説・・・んん、そんなもの聞いたことがない、はてさて、どうなることやら。