2016年10月28日金曜日

Csipsimpleで簡易着信拒否

世の中何かと面倒臭い、役所や銀行の手続きから美味しい晩メシ作り、人間関係に最新の家電製品、書き連ねるとキリがない。

ごろ寝の最中にやって来た宅配便の受け取りすら億劫になる時もあれば、かかってきた電話に出るのさえ面倒臭い時がある。

そう、電話だ、スマホが鳴っているぞ、さあ、出なくては・・・と、手にしたスマホを見てみると非通知だったりすることがある、うっかりさんが184を解除し忘れたか、故意にか、何れにせよ大抵は受けずに切断してしまう。

だが、今朝のようにまたすぐにかかってくる時もある、今日は数少ない昼からの仕事なのでよかったが、これが普段通りの早朝からの仕事でドタバタしている最中ならば煩わしくてイライラしていたかもしれない。

しかも、090にではなく050のほうにかかって来た、090は仕事用、050は家族や友人用と使い分けているので誰からだろうと考えたが非通知ながら受けてみた、すると、相手は若そうな男で「○○・・・ですよね?」と私に言う、「違いますよ」と答えると「あ、そうですか、あ・・・はい」と言ってプツリ。

なーんだこいつは、050への間違い電話は珍しいが、間違いなら間違いで「すみません」くらい言え、しかも早朝5時台に。

090ならば普通に着信拒否機能もあるし拒否に便利なアプリもあるが、ブラステルにはネットワークレベルでのそんなサービスは無いし、公式アプリにもそういった機能は無く指定番号拒否も無い。

だが、私のブログでも再三登場しているCsipsimpleにはフィルター機能があり、それを使えば拒否メッセージを流すなどはできない簡易版ながら着信拒否ができるのだ。

ううむ、公式アプリを眠らせて待ち受けにもCsipsimpleを使ってみようかと思ったりもしている。




そのフィルター設定は簡単、「設定」→「フィルター」へと進み、「Brastel」(私の場合はブラステルのアカウントや設定を「Brastel」という名前で登録している)を選択し、フィルターを追加する。




フィルターの内容は「自動応答」+「次の数字を含む=Anonymous」+「オプションSIPコード=487」として保存する、それだけである。

注意するのは「Anonymous」はこの通りに先頭は大文字で、それ以降は全て小文字であること、オプションSIPコードの487とはリクエスト終了を意味する、ちなみに486は通話中のビジーである。

更に、この「Anonymous」の部分を迷惑番号にするだけでピンポイントの着信拒否ができる、例えば「090-????-????」という番号を拒否したいのであればハイフンを除いた「090????????」とすれば良い。




その際は他のフィルターよりも上に来るようにしたほうが無難である、他のフィルターで「0」から始まる設定が上にあると処理がそちらに流れてしまい、肝心の同じく「0」から始まる「090????????」の着信拒否が機能しなくなるかもしれないからだ、フィルター設定は細かい条件から徐々に大雑把な条件のものへと下るようにしておけば間違いは少ないと思う。

この設定で相手側には通話中の「プー、プー、プー」というビジーであることを知らせる音が流れる、こちら側ではもちろん着信音は鳴らないが履歴には残ってしまう、なので「わあ、またかかってきたのか」と履歴を覗いてうんざりするかもしれないが、迷惑者からの着信音でいろいろ邪魔されずに済むのはそれなりのメリットだと思う。

それゆえの「簡易版」というわけである、こんな設定そのものが面倒臭いが、いつか役に時が来るかもしれないのでどうぞ。

おっと、お約束のことだが全ては自己責任ということで。>皆様



(2016年11月1日追記)

Csipsimpleとブラステルの組み合わせであったらいいなと思える機能=留守番電話機能についての記事を

ブラステルで擬似留守番電話」(2016年10月31日のブログ

・・・としてをアップ済み、フュージョンの「Smartalk」のアカウント所有を前提とした記事ではあるが興味があればどうぞ。



(2018年1月3日追記)

ブラステルのGSMとPCMUの各音質、そして参考までにSmartalkの音質とも比べてみた記事を

ブラステルの音質」(2018年1月3日のブログ

・・・としてアップしているのでご興味があればどうぞ。>皆様