2016年10月15日土曜日

カサカサのムズムズ

朝にしろ、仕事上がりにしろ、帰宅後にしろ、私は手と同じように顔も洗う、とりわけ仕事が終わった後は真夏でなくとも屋外よりも高い室温のせいで汗も皮脂もそれなりに出る上に煙や跳ねた油で汚れている、洗う時は石鹸でしっかりと洗う。

真夏の間は忘れていても、秋になると気付くのが洗った直後の肌の乾燥、時に痒くなるほど乾燥するのだ、晴れて気温が高めの湿度が40%台などと低い日は特に。

放っておけばそのうち皮脂に覆われて乾燥も痒みも治まるのだが、無意識に掻いてしまうことはある、そういう時は髭剃り後同様にそっくりさん(2015年8月30日のブログ)の登場となるのだが、仕事帰りに消毒用アルコールを求めて入ったドラッグストアで痒み止め成分を配合した乾燥肌用のクリームを見付けた。

いや、「見付けた」とは言っても以前から知っていたのだが、今までは特に意識することはなかったのだ、痒み止めの医薬品を使うのも良いが、こういった商品を使ってみるのはどうだろうかと買ってみたのだった。

帰宅後、いつも通り石鹸で顔を洗った、湿度は50%台前半、タオルで拭いて風に当たると瞬く間に肌がサラリとする、さあ、買ったクリームのテストだ、痒くはないが使ってみようとまずは添付文書に目を通すと、「目と目の周囲には使用しないこと」と書いてあるではないか、なんだ、ドラッグストアでは「全身に」とポップが立ててあったではないか、顔面は全身のうちではないのか。

まあよい、普段使っている医薬品の痒み止めにも確か「目には・・・」という注意書きがあったような気がするが問題は起きていない。

今日買った乾燥肌用のクリームに関して言えば肌が痒い状態ならちゃんと治まるのだろうと思うが、その使用感が好きではない、ベタベタとまではいかないがペタペタとした肌になってしまうのが若干気持ち悪い、塗った直後の乾いた状態でそうなので時間が経てば皮脂も手伝ってテカテカになりはしまいか、もう少し軽くしっとり程度で充分なのだが。

なので顔に使うのは止めることにした、もっと汗が減って空気も乾く真冬の入浴時にナイロンタオルでゴシゴシと脚をこすった後などに使うことにする。

手も顔も、洗った後に乾いて突っ張る午後だった、まさに肌で感じる秋である。