夕方から友人の買い物について行った、場所は全国チェーンらしいサイクルショップ、友人は自転車を買ったのだ。
前々から軽くてマンションの上までエレベーターで持って上がるのに楽そうな小型の自転車が欲しいと言っていたが、店内をくまなく探し、散々迷った挙句に買ったのがパナソニックの電動アシスト自転車だった。
予想とは全く違うものだったので「こんなはずじゃなかったけど」と本人ですら驚いていた、決め手は試乗の結果だった。
ショップ裏の駐車場での試乗でペダルの軽さに驚いたのだ、友人も私も電動アシスト自転車はペダルの付いた電動スクーターだと思っている、それほどペダルを軽く踏むだけでスーッと移動する、数秒漕いで数秒足を止めてという乗り方がぴったりだ。
電動アシストを切るとただの重たい自転車に化けるのだが(車体重量は30kgを超える)。
パナソニックのBE-ENTX632という電動アシスト自転車、価格は9万円弱といったところ、かなり高い、バッテリーは2年ほどの寿命で買い換え価格は2万円台半ばらしい、結構な値段である。
上手に乗ればアシスト可能な距離は30kmほどか、まあ、近所を乗り回すには充分だろう、それにしてもとてもしっかりと作られた自転車である、フレームが非常に頑丈で全体的に堅牢なのが少し観察しただけでもわかるのだ、細かい部分に使いやすさを追求した・・・というより使いにくさを解消した努力の跡がいろいろ見てとれる、高価なだけあってよく考えられた自転車だ。
私も歳をとって足腰が弱くなったら電動アシスト自転車にしようかな・・・と思う、それほどペダルは軽かった、正直なところ電動アシスト自転車などバカにしていた部分があったのだが、この自転車の完成度を知って欲しくなってしまったのだった。