2015年8月17日月曜日

ただいま

先週の10日から久々に長い盆休みをとって旅行に出掛けていた、これだけ長い連休は2008年に渡米した時以来のような気がする、だが、行く先と詳細なレポートは敢えて書かない、その理由は全くおすすめできぬ旅だったからである。

美しい街並みと調和した大自然、温かな人々の微笑み、そして快適なホテルと美味しい食事、・・・のはずだったが美しい街並みはごく表側だけですぐ裏に広がるのはごみだらけのスラムだった、しつこい物売りと無愛想な人たち、そしてエアコンが不調のホテル。

まあよい、それはどこも似たようなものかもしれない、日本だって裏側の隅々まできれいなわけではない。

ただ、ほとほと困ったのが食事だ、味は悪くないのだがお腹を壊してしまった、水にあたったのではないと思う、なにせ現地では水に注意しろとアドバイスをくれた人がいたので栓を開けて飲むボトル入りのミネラルウォーターや清涼飲料水しか飲まなかったのだ。

料理はもちろん加熱済みのものばかり、それなのに下痢が止まらず現地の病院のお世話になった、抗生物質らしい薬(まあ、抗生物質なのだが)を処方してもらって日本円で5,000円弱、熱が下がって下痢が止まったのは薬を飲み始めて4日目のことだった。

今にして思えば怪しいのはアイスクリームだ、レストランでの食事の最後にデザートでライチの実を添えたアイスクリームが出てきたのだが加熱殺菌されていないとすればそれしか思い浮かばない。

街の通りには小さな移動式の屋台で食べ物を売る人たちが大勢いたが、それも旅情のひとつなのだと片っ端から手を出していたらどうなっていただろう、大半は問題の無いものばかりだとしてもやはり怖い。

日本ほど衛生環境の発達していない場所では口にするものには細心の注意を払う必要がある、私を含めた多くの日本人にはたぶん免疫が無いはずだ(汗)、いろんな意味で本当にincredibleな旅だった、・・・ああ、書いてしまった。

旅先ではご注意を。>皆様