寝る時にエアコンを付けてはいたのだがいつの間にか送風だけになっていた、なんだろうと思ったら設定温度よりも外のほうが涼しかったので冷房にならなかったようだ。
明け方、窓を開けると本当に涼しい、ムッとする風ではなく子供の頃の盆過ぎの風なのだ。
そう、子供の頃の夏は盆を過ぎると急に涼しくなっていたのだが、今ではそんな夏のほうが珍しい、いや、珍しいというか久しく無かった夏なのだ。
まあ、夏至を過ぎてそろそろ2ヶ月が経とうとしているし、水シャワーも冷たいと感じるようになってきた、なにより日没の早いこと早いこと、日暮れ迫る頃にとあるスーパーで買い物をして表に出てみると暗くなっていたので驚いたが、昼間の時間はどんどん短くなっているのだ。
夏の締めくくりでもあり秋の始まりでもある東区花火大会が9月5日に予定されているから一緒にどうだと友人からメールが来た、涼しい夜の花火大会は終わった後の寂しさが独特でそれもまた良い、今年はJRで千早駅で降りるか自転車で名島経由で行こうかと考えている。
ああ、秋なのだ、なぜだか急に日本人に生まれて良かったと今思っている。