2018年6月9日土曜日

今年もこんな季節となって

台風5号が接近中である、この台風の国際名称はマリクシ、各国持ち回りで決定した台風の名前の中でマリクシはフィリピンが決めたもので「速い」を意味する、なお、この名付けは台風が発生した後にではなく、予め決めておいたものへ発生順に充てがうという仕組みである、なので今回の台風5号はたまたまフィリピンによるマリクシという名付けに当たったということになる。

さて、今年も日本の遥か南の太平洋上での雲画像を本格的に観察する季節となった、私は気象衛星からの雲画像を眺めて渦を巻いた台風の卵を見つけるとどう変化するのかを目と台風情報で追うようにしている。

そして接近しそうなら早めの対策をとる、まあ、仕事では仕入れの量を増やして悪天候に備えたり、プライベートでは冷凍食品や飲料水を買い求めておくといった程度なのだが。

今のところは月曜日の早朝に九州の南海上を東進する予想となっているが未知数な自然相手の数値予報なので予想事態がどう変化するのかもまた未知数なのだ、情報は常に最新のものを得るようにしている。

それだけ台風が怖いのだ、自然災害はどれも怖いが台風は毎年九州の近くを通るか上陸するので最も身近で怖い存在である。

たまに台風接近下の荒れる港などを見物に行く人がいる、防波堤に打ち寄せる荒波が砕けて高いしぶきをあげる様を見に行くのだが、何を考えてかそんな防波堤を歩いてみようとする人すらいる、そして波に飲まれて行方不明といった由々しき事態に至ることもある。

そこに噴き上げているのは単なる水の飛沫ではない、強風とそれに煽られた荒波そのものなのだ、決して軽んじてはいけない、膝下の波でさえいともたやすく大人の男の足をさらって倒してしまう力を持っている、決して近寄ってはいけない。

台風5号の進路にはご注意を。>皆様