2011年4月12日火曜日
川面を覗き込む人たち
午後は所用でJR箱崎駅近くへ、たった4台しか停められぬコイン式の駐車場に車を停めて歩くこと数分、築4年の3階建ての某コーポへ不動産業者の人に会いに行った。
近々甥がそこへ引っ越すので保証人である身としては住まいそのものや周辺の様子を知りたいし、管理会社の人や大家にも会っておきたい。
そこで要した時間は思ったより早く終わって45分ほど、ごみの持ち出し日を確認し、予め補修しておいて欲しいヶ所を2つ指摘し、バイク置き場の確保も確認した、あとは・・・甥に任せておこう。
保証人として電話以外にもうひとつの連絡手段が欲しいと言うと、不動産業者、管理会社、大家それぞれがメールアドレスを教えてくれた、これなら電話と違ってもっと時間的に自由に連絡がつくだろう、なにより電話に出れぬ場合でもメールであればお互いメッセージを押し込んでおける、受取人が暇になった時に読んでくれるので便利なはずだ。
甥が仲間でも呼んで酔って騒いでいたら連絡してくれと言うと分かりましたと言って笑われた。
駐車場へ戻る途中の川沿い、その川の名は宇美川、掛かる橋の名は覚えていない、その橋の上から通行人が立ち止まるか歩みを遅らせて川面を覗いているのに気がついた。
何を見ているのだろう、魚か?
いや、水の色を見ていたのだった、ピートモスのせいで紅茶のようになっているアメリカのどこかの川のような色、色はついているけれど濁ってはいない、これは一体何の色だろう?
きっといつもはこんな色ではないから通行人が下を覗いているのだろうと思う、普段は澄んだ川・・・というわけでもなさそうだが。
部分的に着色していない透明な水の場所もあり、そこには小さな魚が泳いでいるのが透けて見えていた。
黄砂も抜けて空は青い、午後2時頃だったので日差しは強く、ここ数日の日差しでシャツから出た手首から先が一層のこと黒くなって日焼けの色だけは早くも初夏のそれ。
カップホルダーの飲み物が温かくなっていてもう飲めない、窓を開けていても車の中は暑い日だった。