2014年8月11日月曜日
雲の上のスーパームーン
撮れるものならと待ち構えていた午前0時10分過ぎ、カメラを手にベランダに出て南の空を探して・・・みるまでもなく手摺りが雨で濡れているのを確認、腕を伸ばせば生ぬるそうな雨粒がポツリと肌に当たる。
空は街の明るさに照らされて低く濁っていて最接近のスーパームーンは撮れず仕舞いだった。
雲に隠れて見えないけれど今夜はいつもより大きく明るい月がある、地味ながら潮の満ち干きにも影響しているのだ、距離が近いのだから作用する引力だって強くなるからである。
確か2011年のイギリスで数隻の船が座礁した事故はスーパームーンの影響だと言われていたが実のところどうなのだろう、直接的には僅かでも、地形なり潮の流れなりのせいで影響は大きくなったのかもしれない、結局のところ座礁事故との因果関係ははっきりしてないままなのだけれど。
津波を起こすような地震との関連があると主張する人もいる、これも因果関係ははっきりしない。
最接近ではないものの、なるべく距離の近い月を狙って明日の、たとえば午後8時15分はどうだろう、既に3800kmほど遠ざかってはいるけれど晴れていれば高度の低い赤みを帯びた大きな十六夜が撮れるかもしれない。
もし、撮れたなら、また皆さんにお裾分け。
ちなみに次回のスーパームーンは2015年9月28日で今年よりもまだ接近、さらにその次は2016年11月14日で2015年よりももっと接近、2011年の最接近よりも近いのだ、楽しみである。
(追記)
午前1時40分頃に月が見えてきたので雲を透かして1枚パチリ。
太古の昔は目視で山のような大きな月が晴れた夜空に昇っていたそうだ、今よりも近い場所にあったので確かにそうだろう、地球にはまだ初期の生物しかいなくて、1日が10時間くらいだった頃の話ですが。
月は年に3cmだっただろうか、遠ざかっているそうな、今の距離考えると気が遠くなる。
(さらに追記)
午前3時20分、きれいに晴れていたので更に1枚パチリ。
では仕事に行ってきます。