2011年3月2日水曜日

開花予想と越冬色の虫


夕方のニュースで桜の開花予想が今月22日であるとの話を知った、異常に早かった昨年よりは8日遅いそうで。

その話を同じ頃に新幹線でやってくる札幌の友人に伝えると「桜を見られるかもしれない」と大喜びしている、札幌ではまだまだ先のことなので。

寒の戻りも予報が新しくなる度に手ぬるいものに修正され、高度を増しつつある日差しと、随分と近くに張り出してきた太平洋高気圧の影響が強くなってきた、そう、それは日差しを背中で受けてみると肩の温かさで実感する。

日暮れも遅くなり、仕事が終わって寄り道せずに帰宅すれば薄暮のお陰で台所はまだまだ明るい、換気のため開け放し、暫くの後に閉めてみれば虫を閉じ込めてしまっているではないか。

時折、ガラス面に沿って上下するその虫はヤマトクサカゲロウ、本来は草色の虫ですが成虫越冬する際には色がオレンジ色に変化する、この虫はどこからか目覚めて迷い込んだに違いない。

束の間動きを止めたところで1枚パチリ。

そこへ実家からの電話、普段掛かってくることなどあまりないので何事かと思えば、「博多駅行ってみた?」。

今日は仕事なので行けるわけがなく、そもそも今日はプレオープンなので誰でも入店できるわけではない、テレビで放送していたからもう誰でも行けるのだと勘違いしたらしい。

本オープンは明日か、新しいものが好きな福岡市民なのでドッと押し寄せて来ると思う、パニックのような凄まじい混雑ぶりが目に浮かぶようで・・・。

今は特に急ぎの用事もないので新しくなった博多駅の散策はもう少し先で充分、オープンのお祭り騒ぎが一段落した頃に行ってみようと思う。

そういえば隣の博多郵便局と、そのまた隣の博多ビルも再開発されることになっている、新しい博多駅とは繋がるのだろうか、徐々にこのエリアも大きくなりそう。

天神と客の取り合い合戦が始まるかな、キャナルシティ博多を挟んで上手に回遊できるようになれば一番良いのだが。

ああ、リバレインがますます取り残されてしまう。