2010年12月29日水曜日

黒豆

予定通りに午後4時で仕事場の大掃除も終わった、仕事納めの今日は皆で酒・・・ではなくお茶で乾杯し今年を締め括たのだった、今年も無事に終えることができたと思うとなんだかとてもホッとした。

明日から遠出をする人もいれば、自宅でのんびりという人もいる、あちこちの初売りで頑張る人もいるだろう、また皆とお目にかかるのは年明け4日の仕事始めの日。

戸締りや火の元などを入念にチェックし、入り口に施錠をすれば曇り空の下を歩いて天神へ、今日は雨や雪の心配がなかったので車ではない。

普段より多い買い物客でなんだか狭く感じる新天町をなんとか通り抜けてソラリアから西鉄福岡駅へ移動、横断歩道を渡って正月用の諸々を買い求める客で暑いくらいの大丸の地階で何か手頃で良さそうな物はないかと御婦人方に紛れて手元の品々を漁ってみた。

そこで見付けたのが黒豆、特に大粒だとか有名産地だという品ではなく、ごく一般的な品で300g入り、別商品の大粒な物の半値以下、自宅で食べる分であればそれで充分、敢えて高い物などは選ばない。

そこで買ったものはその黒豆2袋のみ、他のものは・・・明日にでもよそで買うことにしよう。

地階が暑かったので地上へ出て風に当たった、冷たい風が逆に心地良かった。

帰宅後、まず1袋分をざっと洗って水に浸した、浮いてくる豆がひとつも無いので状態が良いの豆なのだろう、一晩置いて圧力鍋で煮ることにした、これは自宅用である。

その後で残り1袋分を同じように浸してまた煮るのである、そちらは実家用、毎年恒例のことだけど圧力鍋を使うようになって昔とは比較にならないほど豆を煮るのが簡単になった、豆ならではの注意点もあるけれど実に便利である。

圧力鍋を知ってしまうともう以前のように付きっきりで水を足しながら普通の鍋で長時間コトコト煮る頃には戻る気にはならない。

ちなみに、圧力鍋で豆を煮る時は他の食材の時よりも量を少なく入れるのが重要な注意点、剥げた豆の皮が蒸気(圧力)の抜け道となる穴を塞がぬように内部に余裕を持たせるためである、そうしないと内部が沸騰した際に剥げて浮いた皮が穴に届いて塞いでしまい内部の圧力が異常に高くなってしまうからだ。

豆を煮る時は危険なので量に注意。>皆様

水に浸した黒豆は徐々に膨張し、それに合わせて水が黒く染まって行くのを見ていると、今年もいよいよ終わりなのだという実感が湧いてきた。

明日の晦日は雨のち雪だという予報、残りもあとわずか2日である。