2009年7月16日木曜日
主役は同年代
昨日と今日は滅多にない平日の2連休、お陰でmixiの参加コミュニティの過去ログをほとんど読み終えることができた。
もうひとつ、録り溜めていた海外ドラマも全て観終えた。
WOWOWで放送されている「ミディアム4 霊能者アリソン・デュボア」と、今シーズンが始まったばかりの「コールドケース5」、どちらも女性が主役のドラマ。
私は登場人物や物語の展開が若過ぎたり生活感に乏しいドラマには面白味を感じない、なので私が録画予約するものには疲れた中年や悩める中年がたくさん出てくる。
それら録り溜めのドラマの主役は私と同年代(四十路後半)、ドラマ中で描かれる姿もそういった年代なりの生活を送る主役の姿、そのあたりがちゃんと描かれているので見ていて気持ちの上で共感できる部分も多いのだ。
遅れている支払いへの督促状に眉をしかめる主人公は、日々の重大関心事が女の子と仲だというティーン丸出しのドラマには登場しない。
私は眉をしかめる主人公のほうが好きなのである。
さて、女性が活躍する一方で、そろそろまた録画予約したくなるような男性が主役のドラマに登場して欲しいところ、陰惨だ、悲惨だ、壮絶だと悪く言われてばかりだった「ザ・ソプラノズ」のように、唖然とするほど生々しいドラマに出てきて欲しいなと思うのです。
そういえばこのドラマの主役も僕より2つ上のやはり同年代、私はドラマの中の彼のように険しく重い日常を抱えてはいないが、それでもやはり妙に共感できる部分はあったりするのだ。
同年代バンザイである。
(2013年6月19日追記)
「ザ・ソプラノズ」の主役であるジェームズ・ギャンドルフィーニがイタリアでの映画祭出席期間中に心臓発作で急遽したというニュースをネットで知った。
大変驚くと共に、非常に残念で悲しい。
どうか安らかに永眠されますように。