2015年2月22日日曜日

牧のうどん


「博多に行ったら美味しいラーメン食べに連れて行ってください」と県外の知人らから何度か言われたことがある、日本各地にラーメンで知られた地方はいくつかあるが九州のとんこつラーメンもそのうちのひとつ。

細分化すれば博多、久留米、熊本、鹿児島と各地方で独自のラーメン文化がある、だが私はラーメンは食べない、最後に食べたのは・・・高校当時で1杯250円くらいの時だった。

今はその3倍近くするのも珍しくはない、ラーメンは高い、それに味の好みのせいもあって私はうどん派なのである。

なのでどなたに頼まれても美味しいラーメン店に案内できずにいる、だがうどん店なら何ヶ所でも案内できる。

今日の昼もうどんだった、「牧のうどん」(まきのうどん)という主に福岡県内にチェーン店を持つうどん店(本店は福岡市の隣の糸島市のはず)、地元で知らぬ人は少ないと思う、どこの店も騒がしいほどの活気と、うどんには出汁を入れたヤカンが付いてくるのが特徴。

この店のうどん麺は釜揚げ、冷締めしない茹でたままの麺を使うので麺が出汁をどんどん吸ってしまうのだ、なので出汁が足りなくなったら客が自由に足せるようにヤカンに入った出汁が付いてくる。

以前はキャナルシティ博多や福岡大丸の地下にも店を出していたのですが無くなってしまった。

今日立ち寄ったのは新宮店、順番待ちの客がかなりいたものの、回転の早さから待ち時間はほんの数分、時間帯など運が良ければ出汁をとった後の昆布を食べきれぬほどビニール袋に詰めたものがレジの近くに置いてあって持ち帰ることもできる(一応店員さんに一声かけて)。

混雑時の客の多さと店のおばちゃん達の飛び交う声で実に騒がしい、この騒々しさもまた名物なのだと思う、逆に静かな牧のうどんなどは気味が悪くてしょうがない。

お薦めはごぼう天にわかめのトッピング、それにかしわ飯を足すという組み合わせ、次点で丸天うどんに自分でお好みで入れる天カス入れたものにかしわ飯の組み合わせ。

原材料の高騰からか昔よりはやや値を上げたけれど、それでもまだまだ庶民の味方、安くてお腹いっぱいになれますよ。

2015年2月10日火曜日

「これ凄いね」

昨夜遅くから遊びに来ていた友人はそのまま日付けを越え、酒と有り合わせの肴で夜は早朝へと移り、結局今日の夕方まで私の部屋でのんびり過ごして帰って行った。

友人は寝たのが午前4時頃だと言っていた、こちらは午前7時過ぎには起き、友人が目覚めたのが午前11時半頃、相手には朝食でこちらには昼食となる食事を一緒に食べた。

後片付けをしている間、友人はCDの隣に並べているDVDからひとつ取り出しで見始め、内容が面白いのか止めることなくそのまま最後まで、そして特典映像までも全て観てしまった。

「これ凄いね」と言う、DVDはニューヨーク公演の様子を収録した「リバーダンス」、そう、華麗な足さばきも見事なアイリッシュダンスの舞台なのだ、これは本当に凄い。

もう何度繰り返して見たものか、来日時の福岡公演を観終えた後でケチを自負する私が6,000円も出して買ったDVD。

DVDに関して舞台や出演者、そして編集の異なる別年度のライブDVDが幾つかあるのだが、個人的にはお薦めはこの1996年のニューヨークはラジオシティでのもの。

数回来日公演を果たし、福岡に来る度に見に行ったと言えば友人はこういうのは全く知らなかったと言う、今度来た時には行ってみたいとも言ってたが、2008年で日本公演は終了したので国内で見る機会は多分巡って来ない、実に残念。

・・・と、思っていたところへ意外な情報が入ってきた、なんとリバーダンスの日本公演が何年ぶりかで復活するのだそうだ、公演地についてはまだなにもわからないが、もう国内では観ることができないであろうと思っていただけに素直に嬉しい。

観に行く人の中にはきっとお初の人もたくさんいるだろう、私が最初に観た時と同じように鳥肌が立つ感覚を味わってくれるだろうか、周りから自然と歓声が上がるのを直に耳で聞いて欲しい。

さて、日本での公演はどこになるのだろう、今回は福岡は無理でも、いずれ・・・いつかまたやってきて欲しいなと思う、そして皆を楽しませて欲しい。


リンク:「Riverdance」