2010年5月26日水曜日

おもちゃのような端末


今日の仕事は午後1時まで、帰りは寄り道で自転車がよろけそうなほど強い風が吹く中、大名を通り抜けて天神へ。

ヘッドフォンのイヤーパッドの替えを買いに行けば「使用済み携帯電話の回収にご協力を」というポスターをビックカメラで見かけた、ちょうど店員が剥がしているところで、その後には同じ趣旨の新しいデザインのものを貼っていた。

そう呼び掛けが始まって久しいらしい、実は古い携帯電話をたったの1度でも回収品として引き取ってもらったことがない、手元に残しているのだ、端末コレクターでもないのに。

そう頻繁に機種変更をするほうではなかったので、手元にあるのは最初にPHSを契約した時の東芝製のDL-26Pという今となってはオモチャのようなもの。

その後の端末は1台だけオークションに出品し、落札され、嫁いで行った。

念のため「使用するにはWILLCOMとの契約が必要ですよ」と落札者に伝えたところ「トランシーバーで現場での使用ですので大丈夫」という返答があったので、どこぞの工場や事務所等でトランシーバーモードを活かして従業員間の連絡用として活躍してくれているはず。

更にオモチャのような端末を使っていたこともある、東芝から発売された「テガッキー」というポケベルを一回り大きくしたような端末、なんと通話機能がないのである、1000(2000?)文字までのメールとモノクロで荒いドットの手描きイラストを送るだけの端末。

メールサービスに特化したようなもので、奇抜な端末だったがバッテリーの持ちが良く、入力しやすくて面白い端末だった、使わなくなったのはテガッキーそのものがサービス外の端末となって専用料金コースも無くなったから。

さて、確か姉の下にも古い端末が1台あったような・・・、今でもあるだろうか、私のと一緒に2台を回収品として出してみようか。

貴金属やレアメタルを天然資源として新規に採るよりも、遥かに高密度で効率の良い採りかたができるという、押入れで眠っているだけのそんな古い端末の中に貴重なものが詰まっているなどと、理屈では理解できてもピンとは来ませんけれど。